正月の するめを一枚 抜いて焼き
梅士 Baishi
今朝の気温は5℃と、比較的暖かい。
日本の景気診断のようではあるが、中ぐらいなりおら
が春というところだろうか。
一足早くお屠蘇を酒見した。
それで正月気分になった。
立派なお重なんていらない。
あれは子供たちのために作るものだ。
正月気分で買ったするめを一枚抜き出して丸く焼いた。
するめの香りも正月気分である。
さて、今日より旅に出る。
何かと忘れ物の多い旅になる。
旅でもしなければ年が明けない。
一人で過ごす年末年始も自分らしく過ごせてよいもの
だが、老いたる父を見送り、一人になった母と過ごす年
末年始は期間限定の年末年始である。
さて、あわただしく出かけるとしよう。
【 暴力の射程距離 】
この一年を振り返って、裁き心が最大のテーマだったの
ではないかと思える。
この課題はここ数年のいわばスランプ課題であった。
自分の勝負の仕事に取り掛かろうとするとき立ちはだ
かったのはスタッフの無能という問題だった。
スタッフ教育というシステムがない中で、その無能ぶ
りに対しては怒りを覚えた。
かといって人事権がないと裁き心が頭をもたげた。
すると、多数派である無能が徒党を組み、結果、孤立
化することになった。
裁き心とは暴力である。
暴力の因果は暴力である。
したがって、暴力を手段とするならば、相手の暴力を
無力化しなければ次には進まない。
いわば、最終的な手段である。
リーダーシップは、圧倒的な暴力を実力として備えて
いる必要がある。
しかし、リーダーシップとは、スタッフの無能を辛抱
し、教育する立場である。
リーダーシップの要件は、まず、相手の生殺与奪の権
力を持っていること、および、部下の無能を辛抱し、教
育することである。
中国に対しては、中国を圧倒できる軍事力を持つこと、
そして、教育可能性がある限りは教育すること、それが
できない状況なら、暴力でせん滅することということに
なる。
そうしてみると、日本はリーダー国の条件を満たして
いない。
軍事力は、リーダーの条件として、相手の暴力を鎮静
化させる条件である。
その上で、教育をしなければならない。
リーダーシップがうまくゆかない組織には、権力がな
いこと、そして、教育できる態勢にないことが原因だろ
う。
暴力的行動は最終手段であると認識しなければならな
い。
自分に足りないのは権力と忍耐であり、日本に足りな
いのは暴力装置としての国際的な権力と、教育力である。
来年への課題として反省するべき課題であると思う。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党