蝉しぐれ 骸mukuro も枯れし 残暑かな
梅士 Baishi
今からでも残暑見舞いが通用しそうな残暑が続いている。
今年こそはと買い込んだ葉書だったが、そっくり手付かずに残った。
残暑の思いやりかもしれない。
旧暦の残暑見舞いということにしようか・・・。
漫画の学生たちの「人間観察」特別セミナーに呼ばれて自分の半生
をしゃべった。
戦後生まれとはいえ、敗戦の動乱が関わっている。
父のシベリア抑留もある。
炭鉱町の生活もある。
父の安全をイエス様にお祈りしていたものである。
「皆さんは、お父やお母の為にお祈りしたことがありますか?」
それらが、現代の子供たちにとっては何れも紙芝居のような非現実
世界であることを不思議に思う。
この世的には人生を棒に振った失敗人生ではあった。
しかし、漫画にはなる。
漫画的な人生とは、滑稽不器用で笑えるけど、ちょっぴり悲しい人生
であろう。
少なくとも、事なかれの安全志向、収入の安定志向ではなかった。
無謀であっても、人生は気宇壮大に生きるべきである。
しかし、難しそうなことでも、敵の大将を見定めれば、意外とシンプル
でコンパクトな努力で勝てるものである。
最後に、宇宙人の話をした。
「オカルトの中に最先端があり、非日常の中に創造があるのです。
宇宙人の話についてこれないようであっては、漫画家にはなれません
よ。もっと宇宙大に勉強してください。」
宇宙人に助けられたセミナーだったかもしれない。
残りたる はがきの海の 残暑かな
梅士 Baishi
十四五年前、沖縄の海をバタフライで泳いで以来、海で泳いだことが
ない。
とにかく、毒くらげが怖いからだ。
海の怖さはよく知っている。
変則的で強烈な海流、何層も異なる水温、不意打ち的な高波のす
ごいエネルギー、岩場のかみそりのような鋭さ、毒をもった生物、おど
ろおどろしい色彩、耳が痛くなる水圧・・・。
残暑の海は特に怖い。
異質な世界をよく観察し、魅力も危険もよくよく学ぶことが、人生を楽
しく生きる秘訣かもしれない。
幸福の科学に学ぶことだ。
ここは奇跡の開運を実現する法門である。
只で学んではならない。
やはり、会員となって、植福、惜福、分福を実践するべきである。
そうでなければ身につかないのが軌跡の力というべきであろう。
【 現代就職難へのアドバイス 】
人手不足、人材不足の中での就職難というのが、現代就職難の状
況であろう。
人材市場が何を求めているのかをよくよく理解すべきである。
もうひとつは、企業の側も、人材なくして生存なしということを知るべ
きである。
現実市場に満足商品がないなら、育てるべきである。
そうした人材を家族のように愛することがマネジメントである。
それが、企業の気概でなければならない。
採用基準でコミュニケーション能力などというわけの分からないこと
を言わないで、明確に言ってやればよい。
確かな技術を志していることを証明してください。
向上心、多様な好奇心があることを証明してください。
事なかれの安全志向の方はご遠慮します。
収入の安定志向は当社では期待できません。
あなたのやる気とは何ですか。
この時期、求人ができない企業は、残念ながら未来に求められてい
る成長企業ではあるまい。
求人こそは、企業の成長意欲であり、発展可能性である。
社長さん、あなたの会社、大丈夫?
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi