カタバミの 草相撲せり 酸っぱかり
梅士 Baishi
あと10分の朝であるが、紫カタバミにふと、子供の
ころ茎を噛んで
白い芯を出し、草相撲をとっていたなあということを思
い出した。
カタバミの茎は酸っぱい。
どんな子と遊んでいたのか、ぼんやりとしているが、
カタバミが宝の山に見えたものである。
茎の太いのを探して、連勝するのがうれしかった。
好きだった女の子がいたかもしれない。
無邪気な頃があったんだなあと思い出す。
【ワールドサッカー岡田ジャパンの武士道に期待する】
ワールドサッカーの南アフリカ大会が始まっている。
散々にコケ下ろされていた岡田ジャパンが、初戦カメ
ルーンに勝った。
すると、コケ下ろしていた連中が、その言論責任もな
く手のひらを返したように誉めそやす。
なんとも、マスコミに巣食う輩というのは節操がない。
頑張れ、岡田ジャパン!
古武道の呼吸と神秘を感じさせてくれたら十分だ。
これぞ、日本のチームと思わせてくれたら誇らしい。
スポーツは自由の象徴だ。
社会主義の産物ではない。
努力があり、勝敗がある。
しかして、自由とは結果に本質があるのではない。
自由とは、努力の自由であって、結果の自由ではない
ということである。
だから、観戦者も、結果に至るまでの自由の領域を楽
しむ目を持って欲しいものである。
スポーツは文化である。
文化とは精神世界の表現なのだ。
それが芸術である。
選手たちの、神のごとくに自然に、自由に動く姿に感
激したいものである。
さあ、民族差別に苦しんだ南アフリカの地で、日本の
美技とその精神の足跡を残そうではないか!
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi