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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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常に自分が主役です…北斗市~木古内~青森~弘前~大館

2006年10月30日 20時28分34秒 | Weblog
私が15歳で飛び込んだ鉄骨を建て上げるトビ職の仕事では、自分などの素人は足手まとい以外の何ものでもありません。誰もが最初は素人なのですが…私の師匠が一流だったと確信できるのは、足手まといの自分達、素人を常に現場の主役として位置づけた事でした。
「先を担う若い者を育てろ」と言って先輩達を厳しく指導し、素人の我々に多くの体験を積ませる事に専念してくれました。「工事現場を仕切るのお前だ!」「お前は主役だ」と言う意識を植え付けられた事です。

会社においても、企業は一人ひとりの個人の集合体ですが、辣腕社長だからといって、社長一人で企業が運営されている訳でありません。それぞれのチームリーダーと言う主役がいて、スタッフ言う脇役がいます。そのチームの集合体が企業になるのでしょう。つまり脇役達が企業を構成している事になります。

映画「フーテンの寅さん」では渥美清さんが主役です。彼の内側から湧き出る人間の情感変化を演技で出来る役者は本当に少ないと思います。しかし、あの映画では寅さんの持ち味を引き立たせたのが、多くの脇役達だったと思われます。賠償千恵子さんが演ずる「さくら」夫の「ひろし」「おいちゃん」「おばちゃん」そして太宰久雄さん演ずる、印刷工場、社長「タコ」などなど…あの脇役がいたからこそ、寅さんの名演技が引き立ちヒット作になったものと思われます。

スポーツの世界でも勝った選手の数だけの負けた選手が存在します。チームでスポットライトを浴びるヒーローの影で、そのヒーローを支えた脇役達の存在がありました。そして脇役も本当の主役になれる時期がくるのかも知れません。
懸命に努力して頑張っていても、常勝選手の影であと一勝で優勝を逃す選手もいます。
彼の存在なくして常勝選手の存在もありません。そのスポーツの技術面、精神面での相乗効果に貢献している事になるのでしょう。主役の影に本当の主役あり…

「常に自分は主役なのです!」
家づくりにおいても、棟梁ひとりで家づくりを行なっている訳でありませんし、工務店だけで家づくりを行なっている訳でありません。そこには、皆が自分が主役であると言う意識を持った人々が、チームワークで家づくりを行なっているのです。少なくとも、良い家と言われる家は、全員が主役の意識で出来上がった家なのです。

写真は青森市内のファース工務店で初代、青森ファース会長、㈱千葉建築事務所さんで撮りました。社長の千葉彰雄さん、お客さま担当で娘さんの美津子さん、財務を担う奥さんの紀子さんです。三内丸山遺跡の古代モニメント、大柱を造り上げた棟梁として活躍した千葉社長を、奥さんと美津子さんのチームワークが出来上がっていました。
「あんたが主役!」美人の美津子ちゃんは、映画の主役になれるかな…
今日はファース工務店、弘前の水木工務店さん、碇ヶ関の工藤建築工務店さん、大館市のトモエハウスさんを訪問致しました。それぞが独自の工務店経営を実働させていました。
主役はあなたです…明日は秋田へ
ファースの家
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