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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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現場が真実を語る…仙台~八戸~木古内~北斗市

2006年10月12日 21時25分44秒 | Weblog
高気密、高断熱で省エネである。快適空間である。高耐久住宅である。
安全、安心、健康住宅であるなど…ここに記載された事柄の全てに基準がありません。
住宅業者が自分勝手に言葉を作って氾濫させているだけです。
耐震偽装事件で話題になり、その後、逮捕されたマンション販売業者がおりましたが、彼の会社のCMが「安全、安心、快適」を羅列したものでした。しかし、結果は住んでいる人に、不快、不安、危険を与えたのですが…言葉だけでは信用が出来ません。

人の思いや感情が一人歩きをして、他人に真実と異なるイメージを与える事がしばしばあります。特定の学者の言葉を信用してしまい、そのように思い込んだ人の潜在観念を払拭するには大きな苦労を伴う事があます。信頼できる文献に記載していたとか、全国紙に載っていたとか、親友から心底に語られたとか…すべてが断片的な情報が元になっています。

家づくりにおいては、多くの情報が飛び交っております。その情報源の殆どが一部の学識者や特定の業者の意図に基づいたものです。その情報源の関係者自身がお金を戴いて家を造ったり、足場の上に上がって断熱材の充填作業を行なった事の無い人々です。
特に学識者と言われる方々の影響力は非常に大きいのですが、彼らもまた出来上がった住宅に責任の持てる人々ではありません。
家づくりの現場には結果に対する責任が伴わなければなりません。学識者や広報媒体などの影響が絶大ですが、彼らは何の責任も取れないのです。

家づくりにおいては、現場(工事現場・新築住宅の生活現場)が真実を語っています。
生涯メンテナンスは、その建築地の地域に根付いた地域密着の工務店が施工して、行なうのがもっとも理想的な姿となります。まさに真実が現場にあり、住む人が真実を語らなければなりません。

写真は今日10月12日仙台市内のファース加盟工務店、武海建設さんのファースの家、展示住宅現場で撮りました。弊社、東京事務所の中島と向かって右が武海建設、お客様担当の早坂淳一さんと㈱武海建設の萩原社長さんです。写真のファースの家は、杉の木をふんだんに使用し、ファース特有のダイナミック吹き抜けと純和風の佇まいを匂わせた、情緒性の溢れた空間です。まさに現場に精通した萩原社長のこだわりの作品です。

これから家を求める方々は、先ず、現場を見て、体験して、実際に住んでユーザーさんの実体験を傾聴することが、悔いの残さない家づくりの大きなポイント言えるでしょう。

今日は武海建設さんで半日を過ごし、その後、東北電力本社を表敬訪問をから新幹線とスパー白鳥を乗り継いで北海道の本社に戻りました。
山形、仙台あたりは近くて遠い地域…九州の鹿児島へ行くより時間がかかるんです…
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