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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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社会性が備わる教育とは…北斗市~函館~東京~山形

2006年10月05日 20時17分02秒 | Weblog
企業は社長が変われば会社が変わると言います。実際に経営者自身が自らが変革したり、経営者そのものが入れ替わったりで、大きく変貌した企業を見てきました。
学校も校長が変われば校内事情が変わります。私もこの十数年間、PTA活動や学校評議委員として小中学校を客観的に観察してきましたが、確かにその様相が伺えます。

その学校に通う子供たちの感性により、厳しい校風にフィットした学校もあり、また、穏やかな校風がフィットした学校もあります。地域環境、社会環境から子供達の感性が育ちます。その子供達の感性を見間違えると荒れた学校となる場合もあります。
子供達の感性から学校の校風が生まれ、そしてその校風が定着して行くのだと思います。

定着した校風が子供達の雰囲気となり、その学校を卒業した時には校風が人格にまで浸み込むと言われます。良い学校とは…
排出される子供達が明るくて学力も人間力も優秀である言う事だと思われます。
特に協調性、寛容性、包容力などの社会性、そして優しさや厳しさなどの人柄、人格など、その人間力が社会人となった時に存在感を増すのだと思われます。

戦後の教育指針では、学校で教師が子供を殴るのは暴力行為として処罰される事になっています。しかし、私などは随分、殴られましたが先生が処罰された事はありません。
今のように問題にならなかっただけだったのかも知れませんが、この問題にならなかったのが、現在と大きな違いでしょう。教師が「殴った痛み」は、子供に与えた痛み以上に教師自身がその痛みを感じなければなりません。
私が小学生の時、私を殴った先生は顔をクシャクシャにして涙しておりました。
殴られた痛みより先生の涙の意味を知って気付くのですよね。
今でもそのような先生は存在します。

写真は今日5日、開催された北斗市立上磯中学校の文化祭で、合唱フィスティバルで二年生部を撮りました。40名の一クラスずつ、1年2年3年の全クラス、全生徒が参加して、其々練習した来た合唱を披露します。700名の全生徒が1000名の聴衆を前にしたステージで歌を歌うのです。この学校では校長、教頭、教員が生徒と一体になった学校教育を行なっているようです。教師は、子供達から多くを学びとり、その学習したノウハウをアレンジして生徒に授けます。学校とは学問と社会人となってから最も必要な社会性を身につける場所でなのでしょう。

一人では生きてゆけない社会の現実と向き合った時、人々との支え合いが要となります。
今日、全校生徒が一人残らず参加するイベントでその社会性を学んでいるようでした。
家づくりの真髄も多くの方々の支え合いが絶対条件です。
今日は快晴の北海道を飛んで大雨の東京経由でどんよりと曇った山形にやって来ました。
明日は山形市内の工務店を訪問いたします。
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