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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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郷土愛の素晴らしさ…北斗市~函館~札幌

2006年10月13日 22時16分31秒 | Weblog
住めば都と言います。自分の故郷や現在住んでいるその町がいつの間にか好きになり、愛着心が強くなるもの自然の感情であると思われます。
全国の気象状況を検証しますと、先日、滞在していた山形県は日本国内で過去、最高の気温を記録した地域です。しかし、冬は雪が多く氷点下の日々が続き、気象的にみれば決して住み良いとは言えないのです。しかし、山形の人々は人一倍、山形を愛しておられます。

同じ東北の秋田県と同じ北緯40度地点の岩手県の日照時間が極端に異なります。
秋田県の一番、寒い時期で一番、日照時間の欲しい一ヶ月間の日照時間が44時間しかありません。同じ時期、岩手県は何と120時間もあるのです。また、夏場の日照が要らない時期の秋田県の日照時間が140時間と膨大に増え、岩手が110時間に減ります。このように気象的に考えると秋田県に住みたいと思えませんが、郷土愛の意識は秋田県人の方が岩手県よりはるかに強いのだそうです。厳しい気候だからこそ、その地域への愛着がわくのでしょう。解るような気がいたしますが…
手のかかる子供ほど可愛いと言いますが、似ているような心情なのでしょう。

日本ハムが本拠地の札幌ドームで25年ぶりのリーグ優勝を果たしました。
日本ハムは4年前まで後楽園球場を本拠地にしておりましたが、40,000人を集めた巨人軍の試合後、日本ハムの試合に同じ後楽園球場の動員観客数が2,000人と20分の1と言う時もあったそうです。草野球のようなまばらな数の観衆を前に、選手達が本気で仕事する気にもならないと思います。当然、良い選手も育たないし悪循環となっていたようです。

北海道はサッカーがイマイチ期待はずれ…5ヶ月も凍る大地で他の地域より、物理的に経済疲弊が激しい地域です。それゆえに日本ハムの札幌を根拠地にする事で北海道民が燃えに燃えました。連日、観衆が札幌ドームに足を運び、順位が低かった時でも観客が途切れることがありませんでした。選手たちは大観衆に奮起し、北海道に来てから3年目でリーグ優勝を果たす事が出来ました。後楽園球場にいた時と同じチームとは全く思えない、雰囲気が全然に異なります。観衆と選手が一体になれる相乗効果なのでしょう。
これが郷土愛なのか…

それにしても駒大苫小牧の田中投手を日本ハムに入って貰いたかった…
ドラフト制度で仕方ないと言えども、互いのチーム同士が地域性を優先する寛容を求めたいものです。

写真は昨夜、日本ハム優勝で沸き立った札幌、大通り公園をファース本部、札幌事務所の窓から撮りました。
今朝の気温は5度でしたが昨日の仙台の気温と12度も低いのです。
さて、この寒くなった札幌の街がまた日本シリーズで沸騰するのでしょうか。
郷里を愛する純粋な気持ちは実に清々しいものですね。
家づくりも、自分の造った家を愛し、建主さんを愛し、携わった人々を愛し、必然的に自分自身を愛せるのでしょう…
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