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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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約束を守る事で成立する人間社会…北斗市

2006年10月02日 19時14分21秒 | Weblog
狼に育てられた子供が実際に居て、その子供を人間社会に救い出し、育てようと試みたが太変に困難だったそうです。
言葉は勿論、四つん這いのまま、立って歩く事も出来なかったそうです。
人間は人間に育てられて人間になるのですね。
人格を磨くと言いますが、人を磨くのは、人と言う研磨剤を使用しなければ磨き上げる事が出来ません。
ダイヤモンドを磨くにはダイヤモンドを研磨剤にしているのと同じ事です。

人間社会が他の動物社会と大きく異なる点は、言語を持ち、知恵が働き、喜怒哀楽がはっきりしている事だと言われております。悔し涙、嬉し涙を流すのは人間以外の動物にはないことなのだそうです。また、人間社会を円滑に構成するするためには、約束、ルールを守る事が鉄則と言われています。
時間など、必要最低限の約束を守れない人は、必然的に人間社会から逸脱してしまいます。

昨今、高校の式典で日章旗と国歌に敬意を表す事を強制する事は憲法に違反すると言う判決が出て話題になっています。日章旗や国歌を強制的に強要するものでない事は事実でしょう。しかし、集団の中での規律や約束ごとを訓練する事は、生存競争の厳しい社会人となったとき、とても必要な事であるとも思えます。社会性とは集団の中の規範では…

その昔、日章旗と国歌は戦争のための応援旗、応援歌をして用いられました。
戦争の象徴だった日の丸を平和国家構築のために使ってはならないと言う事です。しかし、多くの血を流した戦争の旗頭であった日章旗を掲揚し、応援歌を斉唱しつつ二度と同じ間違いを繰り返す事の無いよう、心に刻み誓うのも建設的だと思うのですが…

過去の呪いがあるからこそ、その呪いを取り払い、平和国家を樹立するために同じ日章旗と国歌を応援旗、応援歌にしてゆくためのプロセスにこそ意味があるのだと思われます。
汚いものを隠すのでなく、綺麗に仕上げて行く過程にこそ意義があると思うのですが…

世の中には様々な考えを持つ人が存在します。私が上記のような考えを述べても賛同する人もおり、まったく別な考えを持つ人も多く存在することでしょう。このような多くの人々が分かち合いながら人間社会が成り立つのですが、その前提は約束、ルールを守ると言う事だと思われます。
人間社会の人間としての在り方を互いにもう一度、精査しあってみたいものです。

我々の行なっている家づくりは、人間社会の典型的な構築の仕方を凝縮しているようにも思われます。
写真は人間社会の喧騒と関係なく、濃い緑に仕上がった今日、会社の前の樹木ですが、約束どおりに今年も濃い緑の葉っぱを開いています。
ファースの家
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