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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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家の資産価値とは…川辺町~西川町~河北町~東根市~山形

2006年10月06日 21時44分46秒 | Weblog
一般的な家庭での生涯年収は約2億(税込み)程度だといわれております。
戸建木造住宅を建てる場合、大多数の人が1500万から3000万(平均的な)という一生に一度の大きな買い物をする事になります。その家の寿命が約30年で、建て替えられているという現実があります。例えば2億円の生涯収入で、2千万円(金利は別途かかる)の買い物をして、約30年で建て替えるのであれば、家の寿命があまりにも短く、これでは到底、資産とか財産とは呼べないのが現実です。

外国での住宅の寿命でアメリカやイギリスは100年以上、フランスやドイツでも80年以上の建て替え年数が常識です。なぜ日本の住宅は、このように寿命が短いのかを考えたとき、様々な要因が考えられます。
日本の気候風土が、多雨多湿で建物を構成する木材の含水量が増加して、腐朽菌を発生させていると言う要因に行きあたります。そこには、暖房や冷房、そして換気などの温熱環境の性能に対して根本的な家の性能が確立していない事に気付きます。  

日本の建築の場合、多くが個別暖房がメインになっております。冬場に暖房機のある居間は25度、隣接している部屋の気温が10度などの家も少なくありません。その温度差の中に潜むものが湿度であり、それが結露となって表面化します。
窓ガラスのように目に見える結露ならば拭き取ればいいのですが、壁体内では、木材が結露にさらされ数年でカビが生えたり、シロアリの被害を受けたり、さらに釘がさびてしまうなどの弊害を持たす場合が多く発生します。しかし、日本の住宅が30年で朽ち果てる訳ではありません。このような問題が相次ぐ事で住む人のストレスが増大し、居住者が30年以上住む意欲を失って叩き壊しているのが現状なのです

高気密、高断熱と言う住宅がトレンディーになっていますが、これも手放しで採用すると室内の汚染空気、防暑対策、内部結露の助長など、思わぬ弊害が起きる場合があります。ファースの家はこのような課題を一つ一つ検証して克服した、夏冬双方の期間に通用する高性能システムを実現していますが、住む人が住むほどに愛着が浸透させるためです。

今日は雨の降り続く中を山形県内のファース工務店である、川辺町の藤建設さん、西川町の佐藤建設さん、河北町の高梨建設、東根市の創夢空間さんの四社を訪問致しました。
高梨建設の専務さんからファースの家の特徴で最も特化しているのが、資産価値の経年するごとに高まる事をもっとアピールするように提案を受けました。まったくその通りであると実感です。そのアピール方法を研究することになりました。

写真はそのうちの佐藤建設さんで撮りました。向かって右側が社長の佐藤重信さん、左が宇佐美隆さんです。佐藤建設さんは人口7000人程度の西川町ありながら、順調にファースの家を受注しております。四社訪問で家の資産価値について意見交換を行ないました。

ファースの家
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