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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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ソフトランディングを…東京~函館~北斗市

2006年10月28日 17時50分19秒 | Weblog
何百トンもの金属塊のジャンボジェット機が、空中から滑走路に滑るように着地する事をソフトランディングと言います。
風などの影響やパイロットの怠慢操縦でガックン!!っと大きな衝撃を受けて着陸する事をハードランディングと言うのでしょう。
今日の函館空港は強い横風だったのですが、着陸したのかを知ったのが飛行機のスピードを弱める時に使用する、逆噴射ブレーキのかかった時です。
ソフトランディングそのものの着陸でした。

飛行機が飛行中に空中分解、空中爆発などでバラバラになって飛散する事は、既にハードランディングの域を完全の超えてクラッシュとでもいうのでしょうか。また、稀に着陸失敗で炎上するトラブルも発生しますが、これも想定外の事故と言えるでしょう。

私達は常に問題発生と背中合わせで生きているようです。
特に家づくりにおいては、多くの資材、部材を多くの専門職の方々が組み合わせるのですから、全く問題なく行なわせると事の方が少ないのです。問題は発生した時、どのような対処を行なうか肝心です。

施工ミスなどが具現化するクレームは、対応処理の過ちで発生します。
人の行なう事ですから施工ミスを完全に防ぎきれませんが、建主さんから、事象としての報告を受けて、敏速に然るべき措置を講ずる事でクレーム(苦情)に発生しません。
つまり、対応しだいでソフトランディングが出来た言う事になるでしょう。

初期対応などの措置を誤ると建主さんに不信感を与えて信頼を取り戻す事に苦労します。
ハードランディングと言う事でしょうか。
更に感情の行き違いで裁判沙汰などになる場合もあり着陸失敗と同じようなものです。常に問題ばかりを起し、その対応も出来なければ、地域での信用を失墜させ、工務店破綻に追い込まれる事も…クラッシュ!墜落です。

問題の要因を造らない事は当然ですが、完全根絶は出来ないのですから、問題発生後の対応措置が大きな課題と言う事になります。
人間関係においては、常に関係する相手の立場を考慮する事で問題を発生する確率が低くなります。しかし、ものづくりの現場では細心の注意を払っていても、所詮、人間のつくるものなのですから…
事が起きた時は、敏速で誠実、丁寧に対応する事がソフトランディングで落ち着きます。

写真は今日、28日午後の函館空港にソフトランディングした瞬間を撮りました。
高知、東京からヒヤッとする北海道に降り立ちましたが北海道はやっぱり自分のホームグランドなのかな…
明日は休養し、明後日は早朝特急で東北へ…
ファースの家
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