予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
責任の所在
横浜のマンション、パークシティLaLa横浜の杭打ちデータ改ざん問題、一応建築関係の世界に身を置く者として、
非常に興味と危機感があるのと同時に、新聞、TV等の報道の有り方に辟易もしている。
何だか話しがゴチャゴチャだ。
事業者と販売者、設計者と施工者、また施工に関わる中での下請け、孫請け、更には孫請けの下請け・・・
そこら辺の位置関係が報道によってゴチャゴチャだ。
だから一般の人には話しが分かりにくくなり、責任を追及する矛先もなんだか釈然としない。
発覚当初に比べれば、まだ内容がまとまってきたきらいはあるが、かつての「姉歯事件」の時のように、トカゲの尻尾切りの
様にならないことを願うばかりだ。
正直言って、建設業界は分かりにくい。
一つの建物、施設に関わる業者、個人は、その規模が大きくなればなる程、多くなる。
旭化成建材・・・、旭化成(株)100%出資の会社、サイトには事業目的が、
1.建築材料の製造及び販売
2.土木資材の製造及び販売
3.建設工事及び土木工事の設計、監理及び請負
4.産業廃棄物及び一般廃棄物の収集、運搬、処理及び再生
5.損害保険代理業
6.前各号に付帯、関連する事業
とある。
それこそ報道されている様に、実際に杭打ち工事を行ったのはこの会社の下請け業者だ。
細かい事を言うと、色々と支障があるから差し控えるとして、今回は、
3.建設工事及び土木工事の設計、監理及び請負
が該当するのだと思うが、ならば、更にその上の、施工者(元請)、も一つ上の設計者、そして事業者。
パークシティLaLa横浜の資料を見ると、
設計施工 :三井住友建設株式会社
となっている。
おそらく、杭耐力の確認業務は「工事監理者」の仕事。
設計事務所の業務には「設計」と「工事監理」があって、 設計図書通り工事が行われているかをチェックする業務が「工事監理」。
今回は設計施工ということで、設計者と施工業者が同一。(表面上は。)
本来ならここに責任の大筋が有ると、個人的には思うのだが、必ずしもそうではない、とも思う。
この辺りが建設業界の難しいところで、何重にも何層にも折り重なって非常に難しくしている。
下請けの「工事管理者」の責任が小さくはないとうことは絶対に否定しない。
目に見えない、やり直しが効かない、しかも建物の根幹を揺るがす杭打ち工事の不正は、決して許されるものではない。
ただ、姉歯事件の時もそうだった。
どこの誰が、自分の意思で、好き好んで不正を、データ改ざんをするだろうか。
決して延期ができない「工期」をちらつかせられれば、もちろん大元である事業者にも責任は発生する。
現在の報道で大事なこと、
それは、データの改ざん、と、実際に杭打ちの不備があるのかということ、そして何より、建物、施設に直接的な被害が出ているか、
今後出る可能性があるのか、そういうのがごちゃ混ぜに語られていること。
改ざんがあっても、正常に施工されていればいい、というつもりは毛頭無いけれど、改ざんをめぐる状況を考えると、実害の有無こそが
大きな問題だと思う。
先日、道職員の担当者が、声高に、データ改ざんを非難する様子をTVで見た。
色んな意味で違和感。
責任の所在、っていう意味ではあんたもだろう、と。
本当に肝心なのは、データのコピー流用ではないだろう、と。
魑魅魍魎の世界、建設業界、その点では病院と重なるものがある。
一生に一度(たぶん殆どの人にとって)の買い物、それがこんなことになったら・・・
杭打ちは大事、でも、じゃぁ他の部分は?
意匠(デザイン)よりも躯体(構造)により目を向けられるきっかけになれば、少しは救われるんだけど・・・
非常に興味と危機感があるのと同時に、新聞、TV等の報道の有り方に辟易もしている。
何だか話しがゴチャゴチャだ。
事業者と販売者、設計者と施工者、また施工に関わる中での下請け、孫請け、更には孫請けの下請け・・・
そこら辺の位置関係が報道によってゴチャゴチャだ。
だから一般の人には話しが分かりにくくなり、責任を追及する矛先もなんだか釈然としない。
発覚当初に比べれば、まだ内容がまとまってきたきらいはあるが、かつての「姉歯事件」の時のように、トカゲの尻尾切りの
様にならないことを願うばかりだ。
正直言って、建設業界は分かりにくい。
一つの建物、施設に関わる業者、個人は、その規模が大きくなればなる程、多くなる。
旭化成建材・・・、旭化成(株)100%出資の会社、サイトには事業目的が、
1.建築材料の製造及び販売
2.土木資材の製造及び販売
3.建設工事及び土木工事の設計、監理及び請負
4.産業廃棄物及び一般廃棄物の収集、運搬、処理及び再生
5.損害保険代理業
6.前各号に付帯、関連する事業
とある。
それこそ報道されている様に、実際に杭打ち工事を行ったのはこの会社の下請け業者だ。
細かい事を言うと、色々と支障があるから差し控えるとして、今回は、
3.建設工事及び土木工事の設計、監理及び請負
が該当するのだと思うが、ならば、更にその上の、施工者(元請)、も一つ上の設計者、そして事業者。
パークシティLaLa横浜の資料を見ると、
設計施工 :三井住友建設株式会社
となっている。
おそらく、杭耐力の確認業務は「工事監理者」の仕事。
設計事務所の業務には「設計」と「工事監理」があって、 設計図書通り工事が行われているかをチェックする業務が「工事監理」。
今回は設計施工ということで、設計者と施工業者が同一。(表面上は。)
本来ならここに責任の大筋が有ると、個人的には思うのだが、必ずしもそうではない、とも思う。
この辺りが建設業界の難しいところで、何重にも何層にも折り重なって非常に難しくしている。
下請けの「工事管理者」の責任が小さくはないとうことは絶対に否定しない。
目に見えない、やり直しが効かない、しかも建物の根幹を揺るがす杭打ち工事の不正は、決して許されるものではない。
ただ、姉歯事件の時もそうだった。
どこの誰が、自分の意思で、好き好んで不正を、データ改ざんをするだろうか。
決して延期ができない「工期」をちらつかせられれば、もちろん大元である事業者にも責任は発生する。
現在の報道で大事なこと、
それは、データの改ざん、と、実際に杭打ちの不備があるのかということ、そして何より、建物、施設に直接的な被害が出ているか、
今後出る可能性があるのか、そういうのがごちゃ混ぜに語られていること。
改ざんがあっても、正常に施工されていればいい、というつもりは毛頭無いけれど、改ざんをめぐる状況を考えると、実害の有無こそが
大きな問題だと思う。
先日、道職員の担当者が、声高に、データ改ざんを非難する様子をTVで見た。
色んな意味で違和感。
責任の所在、っていう意味ではあんたもだろう、と。
本当に肝心なのは、データのコピー流用ではないだろう、と。
魑魅魍魎の世界、建設業界、その点では病院と重なるものがある。
一生に一度(たぶん殆どの人にとって)の買い物、それがこんなことになったら・・・
杭打ちは大事、でも、じゃぁ他の部分は?
意匠(デザイン)よりも躯体(構造)により目を向けられるきっかけになれば、少しは救われるんだけど・・・
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