goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

臓器売買

臓器売買で初の逮捕者が出た。
昨年9月に行われた生体腎移植において、ドナー(臓器提供者)が
親族以外で、しかも金品の受け渡しがあったという。

肝移植とは、その歴史や基準でかなり違う部分もあるようだが、な
んとも言えない気持ちにさせられた。

もちろん法に反することで、絶対にあってはならないこと、これは
厳しく取り締まってほしい。
ドナーが見つからず、移植を諦めている患者さんはたくさんいるの
だ。でも皆、前向きに明るく、病気と向かい合って闘病生活を続け
ている。

K病院で透析治療を受けている時、周りはほとんどが腎臓の透析の
患者さんだった。明るく頑張っている人もいたが、辛そうな人は、
本当に辛そうで、それでも頑張っている姿にいつも勇気をもらって
いた。

人はみな長く生きたい。ずっと健康でいたいと思う気持ちは共通だ
と思う。
臓器売買の裏でどんな事実があったのか。移植しか生きる道がない
という現実の中で、患者と親族にどんな葛藤があったのか。

ただ悪いことは悪い、と片付けないで、是非、色々な観点から調査
をしていってほしいと願うばかりです。

-------------
容疑者でもある患者が、布を頭にかぶせられ、車で運ばれていく
TV映像を見て、心の底から悲しくなった。






コメント ( 0 ) | Trackback ( )