色とりどりで鮮やかな化粧まわしの幕ノ内の土俵入りは『華』が有りますよね。 本場所では『横綱』『幕ノ内』『十両』と3階級の『土俵入り』が行われていますよね・・・
『チコちゃんに叱られる風に・・・今こそ日本国民・相撲フアンに問いたい? ねぇねぇ~ 『ナンでお相撲の番付に横綱・大関・関脇・十両・幕下・三段目・序二段・序の口』って有るの・・・? うぅ~ん・・・・?
『ボーっと 生きてるんじゃねぇよぉ!』 永遠の五歳の女の子のチコちゃんに叱られちゃいました!
毎場所発表される『番付表』です。 各番付の由来をチコちゃんに教えてもらいました。
まずは『横綱』
横綱だけが腰に締める事を許される『白麻製の綱』の名称に由来する。 総ての力士を代表すると同時に『神の依り代』でもあると・・・江戸時代には『横綱』とは地位ではなく、すべての力士を代表する『神の依り代』で有ると・・・初代横綱は『明石志賀乃助』
『大関』
横綱の下、関脇の上、三役力士の最高位から、『大関取』と呼ばれたのが由来。 また、『関所』を守るには強い者が居なければならない事から『大関」と・・・『大関』から化粧まわしの『馬簾』の色に紫が使える事が許された。 初代大関は『雪見山堅太夫』
『関脇』
大関の脇に控える事から『関脇』と・・・『横綱は』別格として『大関の次』の第二位の力の力士を『脇』と呼ばれたのが語源に。
『小結』
『小口の結び』 小口とは先端や物事の始めを意味し、『結び』は文字通り締め括りや終わりの事。 これより三役りの取り組み『小結・関脇・大関・横綱』の最初の取り組みであることから『小口の結び』『小結』と・・・
『十両』
番付表には『十両』の文字は無い。 正式には『十枚目』 明治二年に大相撲の給料制度の導入によって、幕下の上位十枚目以上から場所ごとに『十両』の給金が支給された事から『十両』と・・・本場所の締め込みも『絹製』 稽古場のマワシも『白』に、羽織袴が許され髷の『大銀杏』もここから結う事が許され、晴れて『関取』と・・・
『幕下』
江戸時代の『徳川幕府』の『将軍士監』に際し、仕切りとして周囲に幕を張り巡らす『幔幕」の内側に控えるのが『十両以上』の『幕ノ内力士』で、その他幕の外に控えたのが『幕下』 この番付では『給金』は出ない。 番付表でも幕ノ内の下に四股名が書かれるので『幕下』と・・・
『三段目』
番付表の上から三つ目の段に四股名が書かれる事に由来する。三段目から『雪駄』を履く事が許される。 お相撲さんで最も人数が多いのが『三段目』
『序二段』
番付表の下から二段目に四股名が書かれる事に由来する。江戸時代では上から四段目に書かれていたので『四段目』とも呼ばれていた。
『序の口』
番付表の一番下の地位。 番付の『上がり口』と言う事から『上の口』と表記したが『上』は『上位』と紛らわしくなるので『序の口』と改められた。 上から五段目なので『五段目』とも呼ばれた。 四股名の文字が最も小さいので『虫眼鏡』とも呼ばれる。
勝負の世界は厳しいものですよね。 お相撲さん達は日々番付の上位を目指せして激しい稽古に明け暮れて歴史ある『大相撲』を支えています。 今場所も中日を過ぎていよいよ終盤戦に、そんな中、六勝三敗と好調だった『霧馬山』が昨日から怪我で休場。『大関・貴景勝』との真っ向勝負でのブチカマシ、貴景勝の当たりが余程強烈だったんでしょうね。
では『お相撲さん』に敬意を表して『隅田の風』をお聴き下さい。