京都のお隣り『比叡山延暦寺』の開運の鐘です。
大晦日に撞くのが『除夜の鐘』ですが、一足早く、イャ、二足も早く、煩悩を祓うべく『大鐘』を撞いて来ました・・・良く見たら、この大鐘、煩悩を祓うどころか、人間の欲望を叶えて・幸せを招く鐘『開運の鐘』 煩悩を祓うどころか、私の様な欲張りにはピッタリの『鐘』でした。・・・・11月の終わりの頃でした。
祇園精舎の鐘の音 盛者必衰の理をあらわす・・・これ、有名ですよね。
この『鐘』のある京都の知恩院の鐘の音からこの言葉が生まれたそうです。なにしろ『日本一大きい鐘』だそうです。毎年の『大晦日』に撞く試し撞きの『ゴォォォン』を聞きたくて数万人の野次馬が集まるのだそうです。
この鐘は京都の『金閣寺』の鐘です。紅葉の時に撞いて来ました。一撞き300円。この鐘も『除夜の鐘』とは程遠く『煩悩』を祓うどころか・・・・『ゴォォォン・・・』と無病息災・家内安全・心願成就・宝くじ当選祈願・歌ヒット祈願・女難回避・快便快眠・・・欲張りの私向きの『鐘』でした。・・・これは昨年の話しです。
三重県は『近江八景の一つ』に数えられている『三井寺』の鐘です。この鐘も由緒のある『鐘』で『まんが日本昔ばなし』でも紹介された、民話『へび女房』と言うお話にも出て来ます。目が悪かった自分の子供に『目玉』をやり目が見えなくなった女房の為に撞かれた鐘で有名です。きっと来年は『ヘビ年』なので脚光も浴びるでしょう・・・
内藤やすお秘蔵・・・『永平寺』で買い求めた有難い『鐘』でもあります。結構、鐘の音の余韻も長く良い音『チィイイーン』と響きます。これを鳴らして私の毎朝の『不動明王のご真言』勤行が始まります。『ノウマクサンマンダァ・・・』と。
そもそも、『除夜の鐘』とは、人間に持つ『108』の煩悩を祓う儀式ですよね。煩悩とは人の心を惑わしたり、悩ませたりする、心の働きを言いますよね。『欲望』 『怒り』 『執着』 『猜疑心』・・・・どれも私の事を言っているようですけど!
私の地元・中野にある『新井薬師』の『除夜の鐘』は大晦日に一般の参拝者のにも撞かせてくれます。但し一撞き500円(お守り付き) 私の『永平寺の鐘』は無料です。大晦日の晩には撞きに来ませんか・・・撞くと言うより鐘を振るだけですが、御利益と煩悩を祓うにはウッテツケです。但し・・私の歌もタップリとお聴き頂きます。 チィィィィン・・・・
『除夜の鐘 終わった後も 鳴るごとし・・・・』
どうぞ、良いお年をお迎え下さい! ゴォォォォーン・・・・