七味唐がらしの七味とは、生姜・山椒・紫蘇・麻種・胡麻・陳皮・唐辛子を混ぜたものです。
江戸時代に徳川家康が江戸幕府の開設以前に江戸の治安を守る為『内藤清成』と言う家臣を関東総奉行しとし任命、現在の新宿御苑に屋敷を構えてその任にあたっていました。現在でもその一帯を『内藤新宿』と町名として残っております。その総奉行の内藤のお殿様、当時の蕎麦ブームにあやかって新宿御苑・下屋敷で栽培した、『内藤唐がらし』の味は辛味の中にもコクが有りも濃厚な旨味が広がり江戸中の食通に大人気になったそうです。
やはり食通には七つのスパイスは大事なんでしょうね。
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スパイスと言えば人生の為に重要な七つのスパイスが・・・・
うらみ つらみ ねたみ そねみ いやみ ひがみ やっかみ
まさに浮世の人間関係はこの七つの辛味を混ぜ合わせたようなもの、大事なのは沢山辛味を味わって人として深味・人情味・暖か味と言ったコクが出て豊かな人生が送れるか、それとも七つの辛さに負けてしまうか、そこが問題ナンでしょうかね・・・・
ねたみ・ひがみ・やっかみばかりの嫌味な私にはこの『人生七味唐がらし』胸にジンと響く今日この頃です。
『内藤唐がらし』私と同様に今が旬でございます。
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