内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

人生七味唐がらし

2021年10月31日 | 日記

七味唐がらしの七味とは、生姜・山椒・紫蘇・麻種・胡麻・陳皮・唐辛子を混ぜたものです。

江戸時代に徳川家康が江戸幕府の開設以前に江戸の治安を守る為『内藤清成』と言う家臣を関東総奉行しとし任命、現在の新宿御苑に屋敷を構えてその任にあたっていました。現在でもその一帯を『内藤新宿』と町名として残っております。その総奉行の内藤のお殿様、当時の蕎麦ブームにあやかって新宿御苑・下屋敷で栽培した、『内藤唐がらし』の味は辛味の中にもコクが有りも濃厚な旨味が広がり江戸中の食通に大人気になったそうです。

やはり食通には七つのスパイスは大事なんでしょうね。

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スパイスと言えば人生の為に重要な七つのスパイスが・・・・

うらみ つらみ ねたみ そねみ いやみ ひがみ やっかみ

まさに浮世の人間関係はこの七つの辛味を混ぜ合わせたようなもの、大事なのは沢山辛味を味わって人として深味・人情味・暖か味と言ったコクが出て豊かな人生が送れるか、それとも七つの辛さに負けてしまうか、そこが問題ナンでしょうかね・・・・

ねたみ・ひがみ・やっかみばかりの嫌味な私にはこの『人生七味唐がらし』胸にジンと響く今日この頃です。

 

『内藤唐がらし』私と同様に今が旬でございます。

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秋風が

2021年10月28日 | 日記

我が家のマンション只今大リニューアル中!

外壁全面の足場囲いに普段なら日当たり、風通しの良いベランダにもバッチリと養生用のビニールシートが・・・・

9月の半ばから補修工事も始まり、12月にはリニューアルも完成との予定。綺麗になり快適な生活がの待ち遠しい今日この頃です。

ここ一週間はベランダの重点補修で窓はおろかガラス面の前面に養生シート、せっかくの暖かい陽射しに初秋の爽やかな風の恩恵も望めない日々で改めて自然の陽気の有り難味がわかりました。

ベランダに置いた鉢植えの樹の水やりが五日も出来なくて枯れてしまっちゃうのかと心配です。 最近の工事の職人さん達、ひと昔と違って皆さん人当たりも良く礼儀正しくマンションの住人への気遣いに時を感じますよね。植木の水やりも頼んじゃおうかな・・・・

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森の石松

2021年10月25日 | 演歌

旅ゆけば 駿河の国に茶の香り 名代なるかや東海道 名所古跡の多い所 中に知られる羽衣の 松と並んでその名を残す 街道一の親分は 清水港の次郎長~ 

その次郎長一家の子分・二十八人衆の中でも鬼より怖いと噂された『森の石松』の歌を書いて早速歌を吹き込んでデモテープに・・・・なんでかって言うと、私のラジオ番組「ないとうやすおの歌の風ぐるま」で放送した『ひたすら人生』のメロディの三味線と尺八音色が股旅調でしたので試しに書いてみました。歌は『渡辺勝彦さん』がお得意の喉で吹き込みをしてくれました。

 

『森の石松』の歌詞

鬼より怖い  石松さんも

清水港じゃ  人気者

喧嘩っ早いが  玉に傷

生まれついての  その気性

馬鹿は死ななきゃ  治らねぇ

次郎長一家の  子分の中で

一番強いの  知ってるか

大政 小政に 半五郎

忘れちゃいけねえ  石松よ

喰いねぇ喰いねぇ  寿し喰いねぇ

 

遠州森の  石松さんは

見えぬ片目の  勇み肌

人の好いのが  あだになり

都鳥の  騙し討ち

こんびら代参  死出の旅

 

『森の石松デモテープ』 早速12月のラジオ番組で放送してみようと思っております。何しろ私は、この番組「北さんのそれ行け、歌謡道中』レギュラー二十八人衆の『代貸し』なんだから・・・誰です『ダイナシ』だなんて!

 

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無法松の一生

2021年10月21日 | 演歌

小倉生まれで  玄海育ち

口も荒いが  気も荒い

無法一代  涙を捨てて

度胸千両で  生きる身の

男一代  無法松

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ご存知『無法松の一生』 福岡・小倉を舞台に荒くれ者の人力車夫・通称・松五郎と良き友となった陸軍将校の遺族との交流をテーマに岩下俊作の小説から、1958年昭33年に『村田英雄のデビューシングル』としてリリースされ一世を風靡した歌。 作詞・吉野夫二郎 作曲・古賀政男の今も歌い続けられている名曲ですよね。前回アップした『花と龍』のA面。

そして二番と三番の間にある『度胸千両』の歌詞が最高ですよね・・・

空に響いたあの音は 叩く太鼓の勇駒 山車の竹笹提灯は 赤い灯りにゆれてゆく 今日は祇園の夏祭り 揃いの浴衣の若い衆が 綱を曳き出し 音頭とる 玄界灘の風受けて バチが激しく右左 小倉名代は無法松 度胸千両の あばれ打ち・・・

良いですなぁ~ 一緒に歌いたくなるよなねぇ~

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この『無法松の一生』の作詩家『吉野夫二郎先生』の縁続きの作詩家・作曲家で親子3代にわたって私の所属する『全日本音楽著作家協会』で会員として活躍している『藍慶子・浅多いづみ・阿川礼先生』がいらっしゃったとは驚きでした。 叔父さんたる『吉野夫二郎の無法松の一生』を聴きながら自然と音楽の世界に・・・・この先生たちの楽曲は『全日本音楽著作家協会・公式ユーチューブチャンネル』で配信されています。『四季のメロディ・ストロベリームン‣愛の歌・宿り木・加賀暦』で検索すると視聴出来ます。叔父さん譲りの素敵な楽曲です・・・・

 

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花と龍

2021年10月18日 | 演歌

この龍をあしらった靴、どう見ても76歳後期高齢者が履くような代物じゃ有りませんよね。何度かこの龍の靴で巷を闊歩してんですが、ナニあのオッサン若ぶって馬鹿じゃないのと擦違う人の嘲笑の目が、処分するのが勿体なく未だに下駄箱に・・・・

龍と言えばこの歌『花と龍』知っていて歌えるご仁は相当な『演歌ツウ』でしょうね。

昭和27年、北九州若松港の沖中士、玉井金五郎組長を父に持つ小説家『火野葦平』の長編小説をテーマにし『村田英雄が作詞作曲して一世を風靡した歌。

ちなみに歌詞は・・・

波も荒けりゃ  心も荒い

度胸ひとつの  玄海男

恋も未練も  波間に捨てる

それが男さ  それが男さ

花と龍

 

 

龍と言ったら神社仏閣の天井によく描かれていますよね。

『龍』は神獣・霊獣であり古代中国では皇帝のムシンボルであったそうです。『龍』の仕事は人民の為に恵の雨を振らせる事。中国四千年前からの周易の第一番目の易卦『乾為天』には、六龍と言って志を達成する迄の変化の過程を六段階に説明しています。 ⒈『潜龍・・・実力を矯める為の力を蓄える段階  ⒉『見龍・・・基本を何度も修練』 ⒊『君子終日乾乾・・・創意工夫し独自性を生み出す』 ⒋『躍流・・・独自の世界を作る手前』 ⒌『飛竜・・・志を達成し隆盛を極めている段階』 『亢龍・・・一つ達成の後、窮まって衰退してゆく段階』

 

明日は天気も良さそうだし、久し振りにこの『龍の靴』でもは引っ掛けて夜の巷を闊歩しい来るか、『高倉健を気取ってド演歌・花と龍』でも口ずさみながら・・・・

そう言えばこの歌『花と龍』A面にはこれまた大ヒットした『無法松の一生~度胸千両~』が、作詞・吉野夫二郎 作曲・古賀政男この作家の縁続きの先生と至極懇意に・・・いずれまた『無法松の一生』こともご紹介しましょう。乞うご期待!

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