内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

相撲甚句・オリジナル集

2023年02月27日 | 日記

私の書いた相撲甚句八編をまとめてみましたたした。

日本相撲甚句会の師範より、相撲甚句の楽しみは①に聴く ⓶に歌う ③に書くと三つ有ると言われて、私も書いてみました。 伝統のある相撲甚句でございます。私の甚句の文句にはいささか笑いを取る様な詩が有りますが、そこはご容赦頂きたく思います。

八編は私のオリジナルの相撲甚句です。

『桜づくし』

『酒づくし』

『大阪のオバちゃん』

『渋沢栄一』

『源義経』

『つもりちがいの十か条』

『森の石松』

『米寿の祝い』

 

当面は歌い込んで私のライブで徐々にご披露してみようかと思っております。

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日本相撲甚句会は毎月第一・第三土曜日の午後一時より、両国駅前の本部で稽古をしております。

私の様な初心者の方も大歓迎です。 あなたも入会して相撲甚句を一緒に楽しみませんか・・・

お問い合わせ

『日本相撲甚句会』03-3635-8834

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第二力酒蔵@中野

2023年02月25日 | グルメ

別に宣伝料を貰っているわけじゃ有りませんが、忖度無しに言わせてもらいます。 

中野北口に在る『第二力酒蔵』のお刺身を中心とした魚料理は中野では一番です。第二と言うから第一第三の力酒蔵があるかと思うんですが、見当たりません。

私の学生の頃から有る店なので、相当古くからやっていた料理屋なんでしょうね。 いつもニコニコ顔で店を仕切っている大将に、気働き・目配りのお客さんに親し気に声を掛けてくれる10人近く居る仲居さん・カウンターの中の10人近く居る板前さんが腕を振るっています。

店内はこんな感じです。二階には座敷で席数は200席を下らないでしょう。一階席はカウンターとテーブル席ですが、いつも満席で『要予約』ってのが、欠点と言えば欠点。私は予約してまでってのが嫌いなのでそんなに行く回数は少ないんですが・・・・

相方がどうしても『力酒蔵』の刺身食べたいってんで予約して『マグロの中トロ・青柳・しめ鯖』を熱燗で・・・

料金はさすが魚料理をウリにしているだけあって、周りの居酒屋よりは高めですが、新鮮さや美味しさは納得。そしてそれに花を添えてくれるのはお姉さんたちの明るい笑顔と人懐っこさです。

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嬉しかったことに、私が半常連客に成り掛けたこの店の姉妹店が昨年の4月に突然閉店し、その店にキープしたばかりの焼酎のボトルを、この第二力酒蔵で保管してくれていて名前を言ったら探して出してくれた事です。

第二力酒蔵は、平日も午後二時から営業しています。中野は呑兵衛の街だからなぁ~

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鬼さんこちら

2023年02月23日 | 演歌

『鬼さんこちら手の鳴る方へ・・・・』

元禄時代の放蕩お大尽たちのお座敷遊び。 忠臣蔵の赤穂の家老『大石内蔵助』が、主君の浅野内匠頭の吉良上野介への仇討ちの目を隠そうと,京都山科に隠棲し夜な夜なお座敷で『鬼さんこちら手の鳴る方へ』と・・・・・

現代では、こんな豪勢なお座敷遊びをする人は居ないでしょうね。

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歌を書きました。 タイトルは『鬼さんこちら』

歌詞

♪夜桜浅草 大川端で

 暮れ六つ時の お手拍子

   〽鬼さんこちら手の鳴る方へ

 おなごとお花見 酔いどれ遊び

 立てた操も 花吹雪

 口説き上手な 憎い男

 

 宵の深川 八幡様で〽店

 おなごの笑いと お手拍子

 〽鬼さんこちら手の鳴る方へ

 私が居るのを 知ってるくせに

 目隠し鬼さん 知らん顔

 遊び上手な 憎い男

 

 宵の赤坂 灯ともし頃に

 鬼を囲んで お手拍子

 〽鬼さんこちら手の鳴る方へ

 あなたどなたを 追いかけてるの

 そちらの方は お大尽

 甘え上手な 憎い男

 

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お座敷遊びの華やかなりし元禄時代ならではの『鬼さんこちら手の鳴る方へ・・・』 今時こんな遊びを出来るのは『プーチン』くらいでしょうね・・・

まっ、歌の世界だけにしておきましょう。

 

 


梅に鶯

2023年02月21日 | 日記

『梅一輪 一輪ごとの 暖かさ・・・服部嵐雪』

記録的な寒さのトンネルを抜けようやく『春』の兆しが訪れましたね。

『梅の花 鶯じゃない メジロだぞ・・・ないとう罵声』

『東風吹かば匂いおこせよ梅の花 あるじ無しとて春な忘れそ・・・・菅原道真』

『東風吹かばウイルス消せと梅の花 コロナ無しとてマスク忘れそ・・・・ないとう罵声』

神田川の遊歩道には『梅の花』がチラホラと咲き始めました。『梅には鶯』ってのが定番ですが、神田川の梅には『メジロ』が定番。『ムクドリ』に交じって梅の花に群がる『メジロ』が急に多く見られます。鶯もいるんでしょうが、鶯の姿を見る事は奇跡に近いですよね。『声はすれども姿は見えぬ、ほんにアナタは屁の様だ・・』まさに鶯は屁なんでございます。

では『梅に鶯』の続きを、『梅に鶯・紅葉に鹿・牡丹に唐獅子・竹に虎・柳に燕・松に鶴・猫に小判・月と鼈・豚に真珠・泣きっ面に蜂・波に千鳥・ないとうやすおに美女』以上、取り合わせの良い・調和の取れたモノの譬えでした。 誰です!美女とアンタは不調和だ!だなんて

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あぁ 友よ

2023年02月19日 | 演歌

『あぁ 友よ』作詩・新山ノリロー 作曲・鳴海日出夫

 制作・メディアネットワーク 監修・大塚金治

このCDは『浅間山荘事件で殉職されてお二人の警察官の慰霊曲』でございます。

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今から51前の今日2月19日、NHK及び民放各社の10時間にわたる、連合赤軍による浅間山荘での人質の救出のテレビの生中継の最高視聴率はなんと89.7%で、この記録は未だに破られていません。

酷寒の中で山荘に立て籠もった『連合赤軍』から人質を助けるため大きな鉄球をクレーン車で山荘にぶつけたりの壮烈な生中継はテレビに見入っている我々をくぎ付けにしていましたよね。

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当時、私が仕事上で大変お世話になっていた『大塚金治さん』と言う方がおりました。氏は警視庁のOBで若い頃はオリンピックの10種競技の候補選手でもあり、この『浅間山荘事件』の時に、膠着した救出状況を打破すべく精鋭を集めたコンバットチームに選ばれて現地に・・・『大塚金治さん』は斥候・連絡担当としてトランシーバーを片手に山荘に突入して救出状況を報告。 その時に近くに居た『高見警部・内田警視』のお二人が、連合赤軍の撃った銃の流れ弾に当たり殉職しました。

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この『連合赤軍・浅間山荘事件』で殉職されたお二人を慰霊し、この事件を風化させてはいけないとの『大塚金治氏』の熱い思いを受けて、制作したのが、このCDの『あぁ友よ』でございます。

私の主宰する『メディアネットワーク』と言う会社の初めての『音楽作品』でした。

この『連合赤軍』による『浅間山荘事件』を鮮烈に記憶している人達も皆さん高齢者、今若い人達の人気なお湯を注ぐだけのカップヌードルは、この事件の救出の際の隊員の食事に出されてテレビに映ったのが大ヒット商品になったのです。

浅間山荘事件から半世紀、段々と報道されることも少なく風化されつつ有りますよね、残念ながら・・・