内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

凌霄蔓 のうぜんかずら

2020年09月06日 | 演歌

 

『蝉やんで  瀬音いよいよ  増すばかり・・・ないとう罵声』

『雨やんで  夏の暑さに  逆戻り   ・・・ないとう罵声』

 

神田川の遊歩道も、蝉の泣き声もどことなく淋し気に、道端には一生を終えた蝉がひっくり返って・・・ようやく『秋』を感じる今日この頃。

 

神田川には『芙蓉』 『百日紅』そして『凌霄蔓・ノウゼンカズラ』が咲いて初秋を感じます。 

 

 

『サルスベリ』・・・猿もすべるほど樹の肌がつるつるしている所から『さるすべり』と、そして花を咲かせると百日も咲き続けるから『百日紅』と・・・

 

『成世昌平』が歌った歌に『百日紅』ってのが有りましたが、これに対抗って訳でも無いんですが私は『凌霄蔓・のうぜんかずら」って歌を書いてみました。

 

 

この花『凌霄蔓』 私の印象では、どことなく淫靡な花に、で、歌の内容も、恋しいお人にすがり付く女ごころをこの花に寄せて・・・

私の苦手な部類の『艶物演歌』不倫の歌でございます。

 

 

タイトルは『凌霄蔓・のうぜんかずら』

 

ほろりほろほろ  哀れを誘う

凌霄蔓の  花に似て

今宵ひと夜の  乱れ花

夜が明ければ  他人の妻

添えぬ運命の  深情け

抱いてください  もう一度

 

妖しく匂う  十六夜の花

凌霄蔓の  花の香は

うたかたですね  夢ですね

ほんのり色づく  耳元に

偽りの愛  薄情け

月もしとしと  もらい泣き

 

一途に想う  心のうちを

凌霄蔓の  緋に秘めた

気が付くあなた  待つ私

儚く花の  散る前に

未練ひきずる  仇情け

一夜の夢と  知りながら

 

うぅ~ん、イマイチかな。 私、不倫の経験がないもんで・・・