最近の私、本を読まなくなりました。こう見えても私、若い頃は結構読書家?だったんです!今では本を読む(見る)のは、たまに行くお医者さんの待合室に置いてある本くらいのものです。それも『女性自身』みたいな週刊誌の芸能人のゴシップ記事かグラビアの美女の裸の写真を眺める位です!
『食欲の秋』『行楽の秋』は実践していますけど『読書の秋』はトントしていません。ヒマです!ヒマに任せて久し振りに駅前の本屋さんに…で、見付けたのがこの『閑のある生き方』という本です!サブタイトルは『忙の時代だからこそ閑を』今の私チットも忙しく有りませんが、この本のカバーに書かれている言葉に興味を惹かれて買って来ました。
カバーで曰く…『お金より閑を。人生にはする事よりしない事の方が良い場合がある』『祝福されるべきは、若者ではなくて、よく生きた老人である』『少しずつ軸足を社会から私・自分の方へ…』『閑・暇・ヒマ』を持て余していてる私、しない事の方が良い場合があるなんて言っていますが『する事も無い私』にどう解釈したら良いのか…買っちゃいましたから一応は読みましたが…
『六中観』…私の易の参考書でもある本『易と人生哲学』も書いている日本一の陽明学者の『安岡正篤先生』が言った人生訓です。
『忙中有閑』『苦中有楽』『死中有活』『壺中有天』『意中有人』『腹中有書』
どんなに忙しくても『閑』を作って楽しむ教養と知性が無くてはならない、『閑・ヒマ』をただの退屈で終わらせない…でも私みたいにズゥッと『閑・ヒマ』な人には『閑』の価値が分からないですよね!
私、尺八を吹きます!生意気に尺八の号・名前を持っております。『壺山』と命名しております。名前負けしていますが、この号はこの『六中観』の中の『壺中有天』からとりました。この意味は『自分の別世界』を持つ事が必要だ、別世界がその人の器量を作る…私の場合は完全に『名前負け』ですが!!11日の『演歌十八番』では尺八を吹きます、宜しかったら聴きに来て下さい!
『本』と言えばこの本が目下のところ愛読書です。私のこのブログを三ヶ月毎に纏めた『内藤やすおの演歌十八番ブログ集』…これも『閑・暇・ヒマ』を持て余し『ボケ封じ』の一環での毎日の投稿ですが…この本って結構『忘備録』にもなっております。『六中観』の中の『腹中有書』を地で行っている積りでしたが、『正岡正篤先生』の解説する『書』とは、書物ではなく、その人の『人生観・哲学・人物』を指すのだそうです。『ブログ集』読み返して見ると、ナント私がイイカゲンで無責任な事か…『書』が無い事か!
最近、本を読まなくなったのは『パソコン』やテレビの見過ぎかなぁ…歳のせいも有ってか本を読む集中力や根気も無くなって来ました。電車の中でも本を読んでいる若者は皆無、皆が携帯やスマホでパチパチですものね、かく言うオラッチもその口ですが…『女性自身』でも良いから『本・週刊誌』でも読んで私の様な教養?を身につけて欲しいと願う今日この頃です。
『忙中有閑』忙しくも無くただ『ヒマ人』の私です。ヒマに任せて何を言い出すやら…誰か『歌の仕事』でも持って来てぇ!