つい先頃、先輩の作詩家から『君、何でも書けば良いってもんじゃない・・・』と言われたことが気になっている私です。逆に『とにかく思いついた事を作詩しなさい、書きまくっているうち作詞の何たるものが分かって来るから・・・』どちらも当たっていると思いますが、私は後者の方にとヘボながら作詩に挑戦続けています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前日に投稿した『くちなしの花』 さっそく書いてみました。
タイトルも『くちなしの花』
歌詞
〽日陰育ちの 私でも
夢を見させて くれますか
添えぬ運命と 知りながら
一途に燃える 恋ごころ
くちなしの花の 残り香を
あなたの胸に 刻みたいのです
〽叶わぬ夢なら なおの事
花の命が 尽きるまで
真似事だけでも 良いのです
あなたに抱かれ 夢枕
くちなしの花の 移り香で
あなたの胸で 眠りたいのです
〽どうか女の 真心を
受けて下さい その胸で
どんなに燃えても やがて散る
儚い夢です 忍び恋
くちなしの花の 馨しさ
あなたの胸に 残したいのです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピンと来ない歌ですが、ヘボな詩でも良い曲と、良アレンジと、上手い歌い手で何とか聴ける様になるもんです。と自ら信じての『くちなしの花』でした。
紫陽花や山梔子と梅雨時に咲く日陰の花をテーマの歌は、実らぬ恋、忍び恋、不倫と暗めの演歌ばかりですよね。今時流行らない、流行歌にはなり難いのでしょうかね。