英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルスに関する疑問 その40「“GO TO キャンペーン”の無駄 と 給付金の再委託(丸投げ?)」

2020-06-05 19:51:57 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)
 それにしても、「その40」までいくとは思わなかったなあ。不満、疑問などが、次から次へと湧いてくるもので…

(文句をたくさん書こうと思ったら、見直しされるとのこと)
★「GO TO キャンペーン」
旅行会社・予約サイトを通じて旅行商品を購入した際、半額相当、1泊1人あたり最大2万円分を補助
飲食業、イベント事業に対する支援も盛り込まれている
というものだが、事業費1兆6700憶円の事業費に対し、最大3095円(事業費の約2割)が事務の委託先にいくと言う
 これでは、支援と言うより、《事務で儲けさせたい》のでは?
 経済産業省は「クーポンや割引券発行のシステムづくりの経費など」「余剰が出るよう取り組ませ、余剰分は給付に回す」と説明したが、委託された企業が素直に余剰金を戻すとは思えない。

★持続化給付金の事業を委託された社団法人が大手広告代理店に再委託
 (詳しくは、『東京新聞 ほっとWeb』「給付金業務 “管理・運営費”名目で再委託先の電通に最大38億円」
 しかも、この「サービスデザイン推進協議会」、公式ホームページはなく登記された団体の住所を取材するとオフィスは不在でドアに「リモートワークを行っている」などの説明文が貼られていたという(『News23』による取材)
 さらに、2016年の設立以来、法律で定められている決算公告を一度も出していない。

 梶山弘志経済産業相は5日午前の会見で、「決算は適正におこなわれたものの、開示をしていなかったことは大変遺憾。早急な対応を要請している」
 そういううんこ臭い、否、胡散臭いところに委託したのは、あなたたち(経済産業省)でしょう!

★巨額すぎる予備費10兆円
 無駄遣いしそうだ。
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新型コロナウイルスに関する疑問 その39「三浦瑠麗氏④」

2020-06-04 09:55:24 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

 しつこくて申し訳ありませんが、三浦瑠麗氏です。

【本日(6月4日)の『とくダネ!』の三浦氏】
 ジャイアンツの坂本選手たちの話題になり、二木芳人氏(昭和大学医学部特任教授)
《抗体を持っているということは、一般的には病状回復しており人に感染させることはない》と考えられているという一般論に触れた後
「“IgG抗体”は病状回復途上の頃から出始めるので、坂本選手たちは回復途上の頃という可能性もあり、そうだとすると、まだウイルスが残っていて感染させる可能性もあります」
と抗体が確認された坂本選手を含む4名のPCR検査の妥当性を述べたが、三浦氏
「今回の坂本選手たちの事象は、《抗体を持っているということは回復しており、人に感染させることがない》というプラス要素なんだということをアピールできて良かった。積極的にアピールすべき情報なんです」(←意訳・三浦氏の述べた抗体論は一般的なもので、新型コロナウイルスが、そうなのかは不明)
と、二木氏の説明をを塗りつぶすように割り込んだ。

 その後も二木氏のコメントの後、先日の《国内外の感染濃度の差で、今後、海外からウイルスが流入した時、日本は大きな感染の波を浴びることになる》論(詳しくはその35「三浦瑠麗氏③」を再び強調!
 この時も、割り込むように入ってきて、二木氏の説明を塗りつぶすような印象を受けた。

 とにかく、新型コロナウイルスは恐れるべき感染症ではなく、必要以上に経済を停滞させるべきではない》という思考が強い。
 こういう意見も必要だと思うが、氏の主張の根拠が薄かったり、”良い所取り”の傾向が強い。
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2020王座戦 挑戦者決定トーナメント 羽生九段-飯島七段 その4

2020-06-03 17:57:26 | 将棋
 例によって、記事が進まない。
 仕掛けからここまで、激しくて複雑な変化が多岐にわたり、思いのほか、苦労が多い。もちろん、仕掛けの是非については、私が最も関心のある処だが、できれば他の方が解説してくれて、それを読んで《なるほど》と合点したい。
 実は、この記事の動機は、夕食休憩辺りにあり、それは羽生将棋の問題点(不満)で、過去にも何度か書いている。今回それを強く感じたので、書き始めたのだが、なかなか目的地まで到達しない……



 第4図以降、▲4五同角△同桂▲同飛△7六歩▲6五桂△6四歩▲8八銀△8九馬▲7九金△同馬(第5図)と進む。
 相手の研究における”指しやすい局面”の中の一つに誘導され、苦労が多い将棋になるのが、最近の羽生将棋によくあるパターン。本局も 「その2」の第2図後の角の打ち合いは若干後手に利があり、やや不利に陥ったものの、離されずについてきている。
 以前からこのパターンは多かったと思われるが、中盤から柔軟な発想や精度の高い読みで追い抜いていった。「“将棋”とは、将棋星人(羽生九段)が最後には勝ってしまうゲーム」と定義する言葉遊びがされたほどだ。
 しかし、今は研究が行き届き、終盤辺りまで研究範囲が及んでいる。さらに、PCソフトの形勢判断の裏付けもあり、自信をもって指し進め、“羽生マジック”に対しても、疑いの目をもって読みを入れられている。(さらに、終盤、羽生九段の読みの精度が………)

 さて、第5図の次の手が問題だった。
 ▲5三桂成……取られる運命の駒を敵陣に突撃し、敵陣を薄くする手筋。歩のような価値の低い駒と交換にはなるが、只で取られるより良い(少し前の飯島七段の△5七桂成と同じような手)。▲5三桂成により、玉を3段目に引っ張り出し、歩を手にすることができた。
 そんな手筋の▲5三桂成だったが、その利より、後手に桂を取る1手を省かせてしまったマイナスの方が大きかった。▲5三桂成以下、△同玉▲7九銀△7七歩成と進んだが、この△7七歩成が大きい手で先手玉へ圧力をかけている。この手を1手早く指させてしまったのが▲5三桂成の罪。
 ▲5四歩△5四同玉と進んだが、4五の飛車に当たりがかかることになり、先手が忙しそうだ。
 羽生九段は▲5六銀と飛車取りを受けながら後手玉に迫るが、ここで後手には格好の一手がある。
 それが△6七と(C図)。

 この△6七とを▲同銀と取るのは4五の飛車が只になる。また、▲同玉は△8七飛が厳しい。よって、▲4九玉と逃げることになるが、そこで△4四金と手を戻せば、6七のと金の存在が大きい。実際はと金が6七に移動したので、▲7六角と打つ手が生じ、見た目ほど致命的ではないらしい(△6七と▲4九玉△4四金▲7六角△5三玉▲5四歩△5二玉▲4六飛△5七角▲6七銀△4六角成▲同歩△6九飛が一例で、後手が有利ではある)。
 飯島七段は△6七とを決めずに単に4四金(第7図)。

 △6七とを決めなかったので、▲6六桂や▲4四飛(飛車を切っておけば、△6七とに▲同銀が可能になった)が生じている。
 △4四金(着手は午後5時43分)を見た羽生九段は長考に沈む。
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新型コロナウイルスに関する疑問 その38「東京アラートって何?」

2020-06-01 14:36:56 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

 ”東京アラート”って、何となくではあるが……《感染の再拡大が認められた際の警報(注意喚起)》というようなものなのだろう。
 “緊急事態宣言”は「非常事態の体制(外出やイベントなどの自粛要請、場合によって休業要請など)をとるといった規制システム」であるが、“東京アラート”は「感染拡大の傾向があるので、注意を呼び掛ける警報と考えればよいのだろうか?
 もともと“東京感染症アラート”というものがあるらしいが、これとは別物?(詳しくはリンク先か「東京都感染症マニュアル 2018」を検索)

 この”東京アラート”という言葉を聞くようになったのは、5月の中旬だったように思う。

次の7つの指標が提示された
1.新規陽性者が1週間の平均で1日20人以上
2.感染ルートが分からない人が1週間の平均で50%以上
3.週単位の陽性者の増加比が1以上

4.重症患者数
5.入院患者数
6.PCR検査の陽性率
7.受診相談件数

 よく取り沙汰されるのは、1~3の指標。アラートを出す基準と考えてよいだろう。4~7は指標(考察要素)で、1~7までを並列に列挙するのはどうなのだろうか?
 さらに、この言葉が使われ始めた頃は、「1~3の指標が1つでも基準を超えたらアラート発令」と言っていたように記憶しているのだが、5月30日、31日時点で指標の2、3が基準を超えているにも拘らず、アラートは発令されていない。(いつの間にか、“総合的に判断して”になっている)
 また、「感染状況の把握が困難ではない」として、6月1日(今日)から休業要請の解除行程の“ステップ2”に移行した。

 ”東京アラート”には、パフォーマンス要素が感じられる(大阪府に対抗?)
コメント (4)
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