英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『結婚しない』 第10話

2012-12-14 20:50:47 | ドラマ・映画
今回のテーマ(いえ、テーマじゃないけれど)は「唐突な人たち」
 ……高原の場合は猛烈に接近してきたので理解できるが、教授と麻衣は相手もビックリだぞ

 特に麻衣の場合、我々(視聴者)も「山田って、男友達のどっちだよ?」と思ったぞ。それに、若い男性に花束はないと思う(しかも貰った花束)……シンビジウムを送別会に持ってきたということは、ダメだったのか?更に遣いまわしされたシンビジウムって……いや、純平を前にして自分が用意してきたように振舞っていたので、別の花束?
 その麻衣も、相変わらず空気を読めないながらも、千春と純平の接着剤となる活躍(今のところ即効性はないが)。

 教授も焦り過ぎて玉砕。春子は子宮筋腫で子宮摘出しなければならないという現状のためか、「自信がない」と微妙な断り方。教授もどう解釈したら良いものか分からないかも。
 春子は最悪のタイミングで発症。病気の時、ひとりは辛いよね。教授の求婚も別のタイミングなら受け取り方も変わったかも。コーヒーの飲み過ぎで胃が荒れただけだったら良かったのに。
 「どうしてこんなになるまで我慢していたんですか?」という医師の言葉。医者としては≪もっと早く治療していたら≫という思いはよく分かるが、その言葉って言って欲しくない言葉だ。本人が一番分かっているのに。

 純平は麻衣や画商や春子から「千春は純平の事を大切に思っているよ攻撃」「千春は良い娘だね攻撃」を受け、心が揺れるが、その雰囲気を察知した瑞希のクイック攻撃を喰らってしまう。
 画商も反省?していい人になったが、純平の挑戦の励ましにはなっていない微妙さだった。

 高原には騙されたぞ。(勝手に私が勘ぐっただけ)
 俺の(結婚相手の)条件は「俺がこの人ならと思う事」だけだよ。……いい奴じゃないか!……いや待て、「この人なら(自分を支えてくれる)」ということではないのだろうか。
 千春の母親は、千春の微妙な心を察知しているようだ。
「結婚はゴールじゃなく、通過点に過ぎない。いつもと変わらない毎日を積み重ねていける人と一緒になって欲しい」とさりげなく、アドバイス。
 
 千春は、自分でいいと言ってくれる高原に安定(安心)を感じ、流されそうになる……
 大切な人の送別会には、絶対参加しないといけないと思う。何を措いても。


 今回のテーマは、シンビジウムの花言葉の「素直な心」だった。私的にはキーワードは「微妙」を指定したい。
 シンビジウムの黄色は綺麗だった。花屋さんは仕入れた方が良いと思う。

 純平のもとへ走る千春。主題歌が流れるが、ここは山下達郎の『クリスマス・イブ』が欲しいと感じた(クリスマスではないけれど)。この主題歌『紙飛行機』には少々感じるものがあるが、次週余裕があればその辺りも書くかも。

 ラストシーン……シンビジウムの花瓶が倒れる!(花瓶が割れなくて良かった)………ちがう!春子、倒れる!
 春子、大丈夫だろうか?

【ストーリー】番組サイトより
 田中千春(菅野美穂)は、桐島春子(天海祐希)とケンカしてマンションを出た。そこに、高原誠司(徳重聡)から電話が入った。高原と会い、そのまま彼と一夜をともにする千春。高原は、結婚を前提に付き合ってほしい、と自分の気持ちを千春に伝える。

 あくる朝、千春が高原に送ってもらって実家に帰ると、母親の紀子(市毛良枝)がちょうど玄関先に出てきた。高原は、千春と交際していることを紀子に打ち明け、改めて挨拶に来る旨を伝える。それを聞いた妹の千夏(中村ゆり)は、結婚式を手伝いたい、と大喜び。父親の卓(春海四方)も千春を祝福した。


 工藤純平(玉木宏)は、後輩の河野瑞希(伊藤歩)をアパートに泊めた。純平が朝食を買いに行った際、瑞希は、彼が描いた野ばらの絵を見つける。そこで瑞希は、キャンバスの裏に千春が書いたメモがあることに気づく。

 メゾン・フローラルでは、明日の定休日に純平の送別会を開くことになった。提案者の佐倉麻衣(三吉彩花)は、春子のマンションに集まって千春も交えて送別会をやりたいという。春子は、千春がマンションを出てしまったとは言えず、仕事が忙しいからいまは実家に戻っている、と嘘をつく。

 夕方、旅行代理店を訪れた麻衣は、千春を純平の送別会に誘う。高原と約束していたこともあって、返事に困る千春。それに気づいた高原は、予定をずらせばいいから送別会に行った方がいい、と千春に告げる。

 そんな折、体調がすぐれなかった春子は、病院を訪れるが…。
コメント (2)
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