英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『警視庁継続捜査班』 第1話 その1

2010-07-23 23:41:13 | ドラマ・映画
 書き応え(突っ込み応え)のあるドラマです。
 上戸彩の『絶対零度』がまともに見えました。

 内容に突っ込みを入れる前に、まず小手調べ。


 事件現場に到着した主人公・貴志真奈美(木村佳乃)が車から降りるシーン。
 事件解明のキーポイントのひとつが「死体遺棄~発見時の天候が雨」なので、激しく降っています。
 でも、妙に画面が明るいと思いませんか?

 そこで、数秒、時間を遡ります。



 画面の左側、死体が遺棄された建物側は、激しく雨が降っていて、路面も濡れています。
 しかし、画面右上(野次馬がいる辺り)は路面は乾いていて、人の影もはっきり映っています。

 さらに、数秒、遡ります。



 その野次馬の前を通るシーンです。
 人の影も車の影も、くっきりと映っています。

 天気なので、仕方がないと言えば仕方が無いのですが、見え見えの人工雨、初回冒頭シーンとしては、あんまりな画でした。

 まあ、内容が面白ければいいんですけど、内容が良ければ……

     …………人工雨に引けを取らない内容でした(続く)
コメント (4)
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『GOLD』 第3話

2010-07-23 21:43:20 | ドラマ・映画
 前回も書きましたが、いろいろな要素があり、見えない部分も多いので、評価はしづらいです。最後まで見ないと評価が出来ないと思いますが、果たして最後まで見ることが出来るのか?

 ドラマのテーマは母としての行き方(悠里の考え方)、家族愛ではないかと。(「今更何を」と突っ込んでください)

 前回の見せ場は、息子の元彼女の妊娠・慰謝料騒動に対する悠里の大岡裁き(男前裁き?)で、爽快感があった。(不満・疑問はあったが)
 今回は、蓮見コーチが抱えるトラウマ(悠里の兄に対する遠慮)解消でした。演説・説教ぽくて、爽快感はなかった。晶(悠里の長女)の危うさ一杯の恋愛問題も爽快感の無さに拍車をかけた。

 リカ(長澤まさみ)をやり込めるシーン、オチ(丸山(バツ山)君が電話帳登録から消されていた)は抜群に面白かった。
 ところで、2話3話を見る限り、長澤まさみは悠里の恋愛論・人生論を展開するため、また話を進めるための小道具に成り下がっている感がある。
 『天地人』でも長澤まさみは不遇であった。長澤まさみが演じた初音は原作では真田幸村の妹という設定だが、架空の人物。しかも、年齢設定がおかしいという指摘(幸村の妹とすると兼続と肉体関係を結んだ時、10歳以下ということになる)を受け、放送期間内に「妹」から「姉」に変更された。
 ドラマ中も神出鬼没のくの一ということで、変な格好(オランダ人風)をさせられたり、一貫性の無い行動を取らされたりと、視聴者にも不評だった。どなたかのブログで「初音」=「カステラ」と揶揄されていたときは、思わず吹き出してしまった。

 それはともかく、私は長澤まさみファンではないので、悠里とリカのやりとりには楽しませてもらっている。

 今回、スイミングスクールの生徒たちに、
「たったひとつ、自分の得意なモノを見つけなさい。
 命懸けでやりなさい」
「何でも良いから、人に勝てる力を持て」
と説く。

 「たった一つの得意なもの」「何でも良いから」と言いつつ、
 スイミングスクールの生徒は親がいないので、必然的に水泳をがんばらなければならないわけで、しかも、勝たねばならない。
 前回、スポーツマンは「夢」とか「他者への愛も」と散々いっていたような気がするが……。
 生徒たちの境遇を考えると、甘いことを言えないし、蓮見に
「絶対に勝ちを譲ったりするんじゃない」と言う台詞を言わせたかったのだろうが、
これでは、生徒たちの人生観歪んでしまうのではと心配してしまう。

 まだまだ、見えない部分があるので、ドラマはこれからかもしれないが、今後視聴するかは微妙。

おまけの突っ込み
 晶に蓮見への恋愛感情を持たせるのは、選手を育てる点では有効かもしれないが、母親として娘を育てる点としては、はなはだ疑問。
 
コメント (2)
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