花に魅かれはじめたのは退職後カメラを手にしてからですが、折に触れて思い浮かぶのは戦後間もないころ、幼年期、に見ていたお花です。
それは・・・
庭に咲いていた紫陽花とカンナ、原っぱのタンポポ、幼稚園として通った養護施設のダリア、山の小菊です。
紫陽花にはみずみずしさと色の「変化」を、カンナには「柔らかさ」と熱情を、タンポポには「いっぱい」「普通でいい」を、ダリアには「型にはまった堅苦しさ」を、小菊には香りと「小作りでもいい」等を 覚えました。
そしてこれがその後の私の「素地」となったような気がします。
型にこだわらずに、変わってもいいのだ、柔軟さは必要だ、ささやかでもいい、多数派の普通でいい が私のバックグランドとなりました・・・
『変わる』のは自然の摂理では と教えられた 「紫陽花」ですが、3日前に撮った写真ですが、ここに添付してみます:
以上