さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ニュースアラカルト CXXIX

2021-09-02 17:10:54 | be short


今日気になったニュースは:

・コロナ関連では;
モデルナのワクチン “異物は製造部品の金属片” 厚労省。
モデルナの新型コロナウイルスワクチンの一部から異物が見つかり全国でおよそ160万回分の使用を見合わせている問題で、厚生労働省は製造工程で金属片が混入したとする企業側の調査結果を公表しました。部品の設置ミスが原因と見られ、使用を見合わせているワクチンは2日以降すべて回収されます。先月中旬以降、全国の複数の接種会場でモデルナのワクチンの未開封の容器の一部に粒子状の異物が混入しているのが見つかりました。厚生労働省は、同時期に同じ工程で製造され全国901の会場に配送された合わせて162万回分のワクチンの使用を見合わせています。厚生労働省によりますと1日、モデルナ側から、異物はステンレス製の製造部品の破片だったとする調査結果が報告されました。製造工程で、部品どうしが設置ミスによって接触し摩擦で削り取られて混入したということです。混入した金属片はごく少量で人工関節やペースメーカーなどにも使用されている物質のため、接種しても健康に重大な影響を与える可能性は低いとしています。このほか沖縄県と群馬県、東京都、神奈川県でもモデルナのワクチンの容器から異物が見つかっていますが、いずれも容器のふたのゴム片で製造工程や開封時に混入した可能性が高く、安全性に問題はないとする調査結果が公表されています。アメリカの製薬会社モデルナは、日本での流通を手がける武田薬品工業と連名でコメントを発表しました。この中で「注射針を通る大きさの金属が仮に筋肉に注入された場合、接種した場所が腫れる可能性などはあるものの安全性に重大な影響はないと考えられる。今後は、製造工程での目視による総点検の徹底など再発防止に努める」としています。また、先月、実際に異物の混入が確認されたロット番号ではないものの混入の可能性が否定できないとして使用を見合わせているワクチンを接種された男性2人が死亡したことについて「接種との因果関係は不明で現時点では偶発的に起きたと考えられる。最終的な判断は厚生労働省による正式な調査結果が出るのを待ちたい」としています。(NHK NEWS WEBより)

モデルナのワクチンの異物は、スペインの工場での製造工程で部品同士が設置ミスで接触し摩擦で削りとられて混入したものとのこと。製造工程ではこんなこともあるでしょうが、最終検品工程で機械による目視などの検品はないのでしょうか?日本の工場ではありえない工程が海外では当然のように許されているということです。早く国産ワクチンを作ってください!

変異ウイルス「ミュー株」国内初確認 “ワクチンに影響も”WHO。
ことし7月にかけて空港の検疫所で新型コロナウイルスの検査を受けて陽性と確認された2人が、WHO=世界保健機関が「注目すべき変異株」に指定した変異ウイルスの「ミュー株」に感染していたことが分かりました。国内で確認されたのは初めてです。変異ウイルスの「ミュー株」は南米やヨーロッパで報告され、WHOは先月30日、ワクチンの効果や感染力に影響を与える可能性などがある「VOI=注目すべき変異株」に位置づけました。厚生労働省が、検疫の検査で採取された検体について遺伝子解析の結果をさかのぼって調べたところ▽ことし6月26日にUAE=アラブ首長国連邦から成田空港に到着した40代の女性と▽7月5日にイギリスから羽田空港に到着した50代の女性の2人がミュー株に感染していたことが分かったということです。国内でミュー株への感染が判明したのは初めてで、国立感染症研究所の脇田隆字所長は「さまざまな変異ウイルスが出てくるが従来のウイルスを押しのけて拡大する状況があれば注意が必要で、情報を集めていく必要がある」としています。WHOによりますと、ミュー株はワクチンの効果に影響を与える可能性があると指摘されていて、ことし1月にコロンビアで初めて確認されて以降、30か国以上で感染が報告されています。(NHK NEWS WEBより)

ワクチンが効かなくなる怖れのあるミュー株だそうです。金メダルかじりの名古屋市長の河村氏がワクチン2回接種していたのにコロナに罹りました。ブースター接種でもミュー株に感染したりすることがないように祈ります。これからマスクでも密閉性の高いものが売れるかもしれませんね。

12歳以上ワクチン接種加速へ「子ども優先枠」新設 鳥取県。
鳥取県は、12歳以上の子どもへの新型コロナウイルスワクチンの接種を加速するため「子ども優先枠」を新たに設けることになりました。これは鳥取県の平井知事が2日の記者会見で明らかにしました。鳥取県内では、8月30日までの2週間に感染が確認された人のうち20代以下がおよそ60%を占めていて、県は12歳以上の児童・生徒、それに大学生などへのワクチン接種を加速するため「子ども優先枠」を設けるとしています。県内6か所の職域接種会場に優先枠を設け、2日から県の相談窓口で予約を受け付けています。鳥取県によりますと、職域接種会場では合わせて1万8000人分の予約枠に空きがあることから、若い世代の接種に職域接種を活用することにしたということです。平井知事は「学校内での感染例もあり、緊急性があると判断した。優先枠を設けることで、若者のワクチン接種の促進につなげたい」と述べました。(NHK NEWS WEBより)

さすが平井知事です。

コロナ回復者の多くが腎臓にダメージ、症状なくても-米大規模調査。
新型コロナウイルス感染症(COVID19)から回復した人の多くが、痛みや症状はなくても腎臓にダメージを受けていることが大規模調査で分かった。米腎臓学会誌に1日掲載された調査結果によると、腎臓のダメージはCOVID19の重症度に応じて大きくなり、腎臓の基礎疾患がなく入院せずにコロナから回復した人でも末期腎臓病に至るリスクはコロナ未感染者の約2倍だという。同調査のデータは軽・中等症のコロナ患者1万人当たり7.8人が透析ないし移植が必要になることを示している。米ミズーリ州の退役軍人セントルイス医療制度の臨床疫学センター所長で、同調査を主導したジャド・アルアリ氏は「母数となる世界や米国の感染者が極めて多いことから、少なくない数の人が末期腎臓病に至る可能性がある」と指摘した。(Bloombergニュースより)

コロナに罹ると2倍の確率で腎臓が悪くなるという。恐ろしい病です。

「抗体カクテル」8割の患者が症状改善、重症・死亡なし…都立病院などで100人調査。
新型コロナウイルスの軽症・中等症向けの「抗体カクテル療法」で、東京都が都立病院などで実施した約100人について調べたところ、8割の患者で症状が改善し、回復に転じていたことがわかった。都は、都が運営する酸素ステーションなどでも抗体カクテル療法を行えるよう整備する方針だ。関係者によると、都立病院や都保健医療公社が運営する病院で8月以降、約100人の感染者に抗体カクテル療法を実施した。約80人の患者で熱が下がったり、酸素投与が必要なくなるなど、症状の改善が見られた。残りの2割は実施前の症状が続いたが、重症化や死亡するケースはなかったという。抗体カクテル療法は、中和抗体を組み合わせた点滴薬で、海外の臨床試験で入院や死亡のリスクを下げる効果が示されている。都は、軽症の救急患者向けに旧「こどもの城」(渋谷区)に設置した130床の大規模酸素ステーションや、9月中に開設予定の築地市場跡地(中央区)のステーションでも抗体カクテル療法に対応できるようにする考えだ。(読売新聞オンラインより)

コロナに関する良いニュースです。これからだんだんいいニュースが増えて欲しいものです。

・リモートワーク拡大で仕事激減-米都市の未熟練労働者に予期せぬ打撃。
新型コロナウイルス禍でホワイトカラー労働者がリモートワークになったり、郊外に移住したりする傾向が広がった結果、都市に取り残された未熟練労働者が予期せぬ打撃を被っている。美容師やウエーターといった消費者向けサービス労働者への影響を数値化した新たな研究が発表された。こうした労働者はコロナ禍前、主に大都市のオフィス従業員にサービスを提供することで生計を立てていた。全米経済研究所(NBER)が発表した論文「The Geography of Remote Work(リモートワークの地理学)」によると、人口密度の高い都市部で消費者向けサービスに従事する未熟練労働者は、1月に米労働時間の前年比減少分の約6割を占めた。こうした労働者が米全体の労働力に占める割合は41%。言い換えれば、人口密集地域の未熟練労働者は、農村部の同様の労働者と比較しても、コロナ禍から最大の経済的打撃を受けていることが調査で浮き彫りになった。論文の著者である米プリンストン大学のルーカス・アルソフ氏らは「こうした高所得者の居住地を巡る変化は、地域の消費者サービス需要に依存する大都市の未熟練サービス労働者の経済的生計を危険にさらしている」と指摘した。(Bloombergニュースより)

未熟練労働者という言葉につられて記事を読みましたが、都市部で働く美容師やウエーターといった消費者向けサービス労働者のことをいっていました。美容師は熟練労働者ともいえそうですが、皆さん働く場を失っているという。コロナが始まった時から言われたことですので新しい問題ではありませんが、労働時間の2割が失われている(未熟練労働者の米全体の労働力に占める割合は41%で、彼らの労働時間が6割減から計算)との数字に驚きました。コロナは、健康も、人付き合いも、そして仕事(労働時間)も奪っています。ワクチンのみが対抗手段ですので、国内産ワクチンを急いでください。

・池袋暴走母子死亡事故 90歳被告に禁錮5年の実刑判決 東京地裁。
おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた、90歳の被告に、東京地方裁判所は「ブレーキとアクセルを踏み間違える過失があった」と認定し、禁錮5年の実刑判決を言い渡しました。おととし4月、東京 池袋で車が暴走し、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負った事故では、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(90)が過失運転致死傷の罪に問われました。裁判では運転にミスがあったかどうかが争点となり、検察は「ブレーキと間違えてアクセルを踏み続けたことに疑いの余地はない」として、法律の上限にあたる禁錮7年を求刑しました。これに対し、被告側は「アクセルとブレーキを踏み間違えた記憶は全くない。車両に何らかの異常があったと考えられる」と無罪を主張していました。2日の判決で、東京地方裁判所の下津健司裁判長は「ブレーキと間違えてアクセルを最大限踏み込んだ過失があった」と認定し、禁錮5年の実刑を言い渡しました。飯塚被告は証言台で車いすに座って判決を聞いていて、実刑が言い渡されると、じっと前を見つめていました。また、事故で妻と娘を亡くした松永拓也さんも法廷に入って言い渡しを聞いていて、刑が告げられると一瞬、視線を上に向け、判決をかみしめているような様子がうかがえました。母親と子どもの命が失われたこの事故は、高齢ドライバーの問題が改めて注目されるきっかけとなり、事故があった年に運転免許を自主的に返納した人が高齢者を中心に過去最多となるなど、社会に大きな影響を与えました。(NHK NEWS WEBより)

法律の上限が禁錮7年に対し禁錮5年の実刑判決ですか。印象としては法律の上限が禁固7年とは甘い、判決はそれより2年も短い5年です。二人を殺して禁固5年ですか…


TVでよく洗剤の広告を見ます。そういえば過去も多かった。洗剤は儲かる商品なのでしょうね。ただいつも、汚れ落ち、抗菌、香りは最高と謳っています。毎年何回も、そしてそれが何十年も最高のものを生み出し続けているのだろうか?女優さんが綺麗で時々納得したりしちゃいますが、嘘をつかれ、騙されているような感じもします。疑り深いのは多分私だけなのでしょうね。
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