今年は寒い。
この寒さは日本付近の日本海や太平洋に発生する低気圧が 北の冷たい空気を引き寄せて もたらしているものというが、今年はいつもより寒さが早い。
一か月以上前から長袖、コートを出し、シャワーを風呂に変え、冬布団に寝ている。冷たい空気は魚や鍋、おでんの食欲をそそるが、どうも出不精となり デブ気味になる。
やはり暖かい方が好きだ。
今ペルーのリマで、国連気候変動枠組条約第 29回締約国会議(COP20)- 地球温暖化対策 C0² 削減国際会議 - が開催されていて 日本は削減目標を出せずに 窮地に立っているという。
なぜ?
・2009 年 9月に鳩山首相が 国連で日本は 2020年までに 1970年代と同じ CO² の排出量まで下げると とても実現できそうもない目標値を公約したこと
・2011 年 3月の東日本大震災で引き起こされた福島第一原発事故より 原発が日本全国で稼働しなくなったこと
・原発再稼働のめどが立たないこと
・韓国人パン国連事務総長は日本の現状を知りながらあえて日本は来年 3月までに CO²削減目標値を出せと公言していること
・今まで削減案を出さなかったアメリカと中国が 先月の APEC首脳会議から態度を変え、削減目標を掲げだしたこと 等からです。
来年三月までに 全国の原発がどれほど将来的に再稼働できるのか到底わからないだろうから、今のところ国際会議では、目標値試算のベストを尽くす また、開発途上国へのCO²削減技術支援を続ける としか返答のしようがない。
事務総長の脅迫に応えるとしたら、原発を含めた将来のエネルーギーミックスを決める前に CO²の削減目標を決めざるを得ないとしたら、電気自動車の普及、燃焼効率の良い火力発電所への切り替え、再生可能エネルギーの開発促進、各家庭の節電、CO² 排出権の購入などだろうが、どれも全力投球で 2020 年目標は 2005年比 ± ゼロ値でしょう。
ただ 日本の 2011年の CO²の排出量は 米中の十二分の一、世界全体の 4%ほど。削減目標は持っていた方がよいが、削減目標 ± ゼロも目標でいいのでは? 寒さに甘くなっているのかなー