カンボジア経済

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カンボジア南部の旅 その3 カンポット

2018年12月26日 | 経済
 カンポットは、フランス植民地時代に港で栄えた街です。市内には、フランス植民地時代の雰囲気を残す歴史的建造物も多く残っており、現在、世界遺産への登録を目指して準備中とのことです。
 ケップからは、国道33号線で30分ほどです。ケップ~カンポット間の国道33号線は、一度整備されたのですが、低品質な施工のためか、既に穴だらけとなっていました。また、ケップと国道4号線を結ぶ国道3号線もひどい状態でした。安全確保、観光振興のためには、抜本的な補修が必要なものと見られます。なお、今回は訪問できませんでしたが、国道3号線のプノンペン~カンポット区間も、状態が悪化したため、現在整備が行われているとのことです。
 カンポットの名産は、果物の王様と言われるドリアンです。匂いがきつく苦手な方も多いようですが、現地で食べるとほとんど臭わず、ねっとりとした味を楽しめます。また、「カンポット・ペッパー」は地理的表示(GI)を所得済で、お土産としても好評です。カンポット北部は、石灰岩を産出するため、セメント工場の投資が進められており、カンボジアのセメント生産の一大拠点となっています。
 カンポットは、欧米系の観光客に人気で、今回も多数の観光客を見かけました。カンポットの街のカフェ巡りも楽しそうです。カンポットの西には、ボコール山があり、素晴らしい眺望を楽しめます。こちらもフランス時代からの保養地でしたが、現在は、カジノホテルや、一時廃墟と化していた古いホテルをリノベーションした高級ホテル等ができています。
(写真は、カンポット中心部にあるドリアンの像)

国道3号線は穴だらけです。質の高いインフラの必要性を痛感します。


フランス時代の建物を活用したレストラン


街中には欧米系の観光客の姿があちこちで見られます。



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