カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

日本への一時帰国2022秋 新たなアプリが必要に

2022年12月03日 | 生活環境
 11月に日本に一時帰国しました。今回の帰国は、アシアナ航空でインチョン経由成田空港に向かいました。プノンペン空港は、すっかり活気を取り戻しており、チェックインカウンターも以前と同じ大混雑でした。アシアナ航空のチェックインでは、コロナ関係は何のチェックもありませんでした。その後、出国手続き、セキュリティーチェックも特段変わったところはないようでした。プノンペン空港の免税店街は、観光客の回復に備えたリノベーション工事も終わり、明るい雰囲気となっています。ビジネスラウンジは、平常営業に戻っていました。
 アシアナ航空に搭乗しましたが、特に変わっているところはないようでした。インチョン空港では、トランスファー客については、到着時のチェックやセキュリティーチェックでは特段のコロナ対応はありません。空港の免税店は、全店が開店していました。お客さんの数は少ないかと思いますが、地道な努力を続けていると感じました。
 成田空港に到着後については、11月からアプリMySOSがVisit Japan Webに統合されています。Visit Japan Webサービスは、デジタル庁が開発したもので、海外からの入国者(海外から帰国する日本人も含む)が、入国時に「検疫」・「入国審査」・「税関申告」の入国手続を行うことができるウェブサービスです。MySOSと同様に事前に様々な情報を入力すると、検疫については事前審査が実施され、「青」になっていれば、特段の手続きなく入国審査に進むことができます。入国審査については、日本人はこのアプリは不要で、普段通り自動化ゲートを通過します。なお、帰国後の色々な手続き(運転免許更新、免税等)に必要となりますので、ゲート通過後、有人窓口でスタンプを必ず押してもらっています。税関申告では、事前に情報を入力しておくとQRコードが出ますので、これで税関が新たに導入した自動ゲートを通ることができます。今回はスムースに進んだので、全ての手続き完了にかかった時間は30分ほどでした。
 それにしても、日本の入国時の検査・手続きは、予算や人員、入国者の手間等を度外視したもので、政府系の仕事を長くしてきた者としては、その効果やコストパフォーマンス等に大きな疑問を抱かせるものでした。成田空港には、どう見ても多すぎるスタッフが配置されていますし、事前入力が必要な情報も多すぎます。更に、そもそもの水際規制が、世界保健機関等から「非科学的」と批判されているという惨状です。早急な効率化や改善を要するものと見られます。
(写真は、Visit Japan Web)

Visit Japan Webサービス
https://vjw-lp.digital.go.jp/


↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする