カンボジア経済

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2021年12月13日 | 経済
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新型コロナ カンボジアの状況 12月13日 航空便再開進む

2021年12月13日 | 経済
 カンボジアの新型コロナウイルスの感染状況は、ワクチン接種の進展に伴い市中感染はかなりの減少を見せています。12月12日の保健省の発表によれば、死者は累計2985名(12月5日から25名増)です。累計陽性者数は12万355名(同99名増)となっています。治癒数は11万6708名(同99名増)です。先週の新規陽性者のうち、市中感染は87名、海外帰国・入国者の新規陽性は12名でした。
 11月1日、フン・セン首相は、カンボジアの経済社会の全部門での完全再開を宣言しました。10月以降、感染防止対策規制は順次緩和されてきています。シンガポールの格安航空会社ジェットスター・アジア航空は、シンガポール~プノンペンでワクチン接種者専用フライトを運航すると発表しました。シンガポールがカンボジア等からのワクチン接種済み旅行者を隔離なしで受け入れるワクチントラベルレーンを開始することを受けたものです。シンガポールからの旅行者もワクチン接種済みなどの条件を満たせばカンボジアへ隔離なしで入国することが可能です。シェムリアップ空港についても、シンガポール航空とランメイ航空(シェムリアップ~バンコク)が12月17日から飛行を再開します。12月6日、カンボジア保健省は、入国規制を定めた標準作業手順書を発表しました。ワクチン接種済で、入国時の抗原検査で陰性であれば、隔離不要としています。
 プラク・ソコン外務大臣は、訪問先の中国で王毅外相と会談しました。中国がカンボジア国内でのワクチン生産施設の建設に協力を表明したとしています。しかし、ファイナンシャルタイムズ紙は、中国製のワクチンの効果や持続性の低下を巡って透明性が欠如しているため、中国国内でも懸念が広がっているとしています。また、中国製ワクチンの供与を受けた国でも、信頼を失いつつあるとしています。シンガポール保健省では、中国のシノバック製かシノファーム製のワクチンを2回接種した人が「接種完了」と見なされるには、2022年1月以降は3回目の接種が必要になると発表しました。こうした状況下で、カンボジアでも3回目の接種が進んでいますが、カンボジア保健省では更に、2022年以降、3回目の接種から6~12か月後に4回目の接種を行うべきとの方針を打ち出しています。
 カンボジアでのワクチン接種については、世界的に見ても早いペースで接種が進んでいます。既に、5歳以上~成人についてはほぼ接種を完了しており、未接種は0歳~4歳の幼児のみと言ってもよい状況と見られます。12月11日現在で、1420万162人(うち12歳~17歳180万7281人、6歳~11歳198万8677人、5歳28万6428人)への第1回接種を完了しています。これは、カンボジアの人口(約1600万人)の88.8%に相当します。成人(18歳以上約1000万人)への接種について見ると、既に目標の101.2%に第1回接種を、97.6%に2回目を完了しています。なお、中国製ワクチンの効果が不十分であることから、ブースター接種(3回目)を実施しています。12月11日現在278万201人が3回目接種を完了しています。
 カンボジアでは、感染拡大に歯止めをかけるために4月にはプノンペン等のロックダウンに踏み切る等、厳しい規制を行ってきましたが、大幅緩和の方向となっています。ただ、オミクロン株の動向次第で規制が変更される可能性もあることから、十分ご留意ください。日本大使館は、「カンボジアへ入国する際や日本へ帰国の際に、入国後又は帰国時の日程に影響が及ぶ措置が導入されることも想定し予定を計画することをおすすめします。」との注意喚起を発出しています。なお、カンボジアは、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念がありますので、引き続きマスクやアルコール消毒といった対策の継続が必要と見られます。
(写真は、夕焼けに染まるプノンペンの高層ビル群)

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