新版「北海道の高山植物」

北海道の高山植物 価格：￥ 2,625（税込） 発売日：2009-06

書店の棚で偶然見つけた図鑑だが、非常におもしろいので買ってきた。
お盆休みはこれを読むことにする。

初版発行が2009/5/30になっているので、発行間もないことになる。
パラパラ読んでいるが、「2008年に新種として発表され、、、（ソラチアオヤギバナ）」とか、「・・・という見解もある」とか、最新の研究成果を反映しているようだ。

また残念なことに、現在では見られなくなってしまった「盗掘されたシロバナチシマギキョウ」や「盗掘前のキリギシソウ群落」などの写真も載っている。

そのほか、初めて見る写真も多くて非常に興味をそそられる。
・赤みを帯びたキバナシャクナゲ
・シラネアオイのバリエーション
・淡紅色のヒダカソウ
・ドウトウアツモリソウ
・淡紅色のオオバナエンレイソウ

写真が小さいのも残念ではあるが、自生地の雰囲気が伝わってくる多くの写真はみな素晴らしい。

-------------------------------
その後、ある会報を読んでいたら
礼文島のカラフトアツモリは、やはり人為的に播種されたもののようである。

もう１冊、保存用に買っておこうかと思案中。

タキユリ

タキユリは以前から庭に植えたいユリのＮｏ.1だったので、ようやく念願が叶ったことになる。
頂いた実生球根を数年育てて、これが最初の開花になる。

苗のときは予想以上に立ち上がっていたので、果たして自生地の写真のように垂れ下がるのかやや疑問もあったが、こうして開花した姿を見ると、なかなか良い姿であった。

庭石の後ろに植えて、そこからゆるやかにカーブを描いて、、、という姿をイメージして植えたのだが、予想以上に垂れ下がってしまい、植え場所をもう少し高くすればよかったとやや反省。

来年はどんな姿になるのか、楽しみではある。