台風９号でまた畑の野菜が枯れてしまった

台風９号が奄美を襲ってからもう２週間がたった。
また畑の野菜たちが塩害で駄目になってしまった。
６月に来た６号でせっかく実をつけ始めたキュウリ・トマト・ナスなどが全滅してしまった。
ショックだった。
でも気を取り直して苗を買えるものは買い直し、もう売っていないものは種を蒔いて苗を育てた。
そしてまたようやく実がなり始めてこれから収穫が楽しめるという矢先の台風再来だった。
そして、また同じようにほとんどの野菜が枯れてしまった。

自分はこの半年何をしてきたんだろうか。
毎日汗をかきながら育ててきたが、２度の台風があっさりすべてを吹き飛ばしていった。
そして後にはむなしさだけが残った。
もう畑に出る気というか、その前に畑のほうに目をやる気すら失せた
この怒りをどこにぶつければいいのか、わからなかった。
ブログに取り上げる気もおきなかった。

しかしいつまでもイジイジと拗ねている訳にもいかない
こんなチンケな畑で少しぐらい育った野菜がちょっと枯れたくらいで、いちいち世をはかなんでいたら
人生夢も希望もなくなってしまう
そろそろ新しい収穫を目指して畑仕事を再開することにした。










今回の９号は実に妙な台風だった。
雨が全く降らずに、ただ強風が吹き荒れていた。
そしてこの台風は実に進む速度が遅く、奄美に４日間も居座り続けたのである








５日目にようやく台風は北に去り、風も収まり太陽も久しぶりに顔を出した
４日間潮風ならぬ塩風にさらされて家の窓ガラスには塩がべっとりとついていた
まずはガラス窓の掃除から後始末は始まる









車も塩害で大変だ
窓が塩で汚れているのは勿論だが、車体にこびりついた塩分を流し落とさないとどんどんサビついていく
じっくり洗車する







そして野菜たちも、その海からの塩だけを運んできた暴風に４日間もさらされ続けたのだ
ようやく花が咲いて、これからいよいよ収穫だと期待していたキュウリ
その結果はやはり想像していた通りだった






見るも無残なこの姿
すっかり枯れてしまった








ナスビもようやく実をつけ始めていた
今年の夏はナス料理をたくさん作ろうと思っていたのに








どうやら今年の収穫は１個で終わってしまったようだ







きれいに咲いたヘチマ（だと思う。まだ実がなっていなかったのでよくわからなかった）の花
夏の青空にくっきりと映えてとても印象的だった








それがこんな可哀想なことになってしまっていた

やってられない・・