奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美の田んぼでは稲が大きくなっていた

2011-08-10 20:10:25 | 奄美の自然
久しぶりに龍郷のUさんの田んぼ作りの手伝いに行ってきた。
夏になってからは、暑くて長時間の作業ができないので朝か夕方ちょっと作業するだけになって
きている。







1ヶ月ぶりの田んぼは稲が大きくそだっていた。
そろそろ稲刈りも近い
作業はいつもの通り新しく作っている田んぼに沈んでいる雑草の根や竹を掬い取って田んぼの
畦に積み上げていくというもので、つらいだけでおもしろくもなんともないので割愛









田んぼの横を流れる川で近所の子供達が何かを獲っていた
自分も小学生の頃はよくこうやって川で遊んだものだが、最近はこんな子供の姿を見た記憶がない
なにか昔を思い出させる懐かしい光景だ







子供たちが狙っていたのはタナガというエビ
テナガエビのことらしい
唐揚げにして食べるとおいしいとのこと
その他にもいろいろな生き物を獲ることができたようだ








作業が終わって帰ろうとしていた時、Uさんに「おもしろいものを見せてあげる」と稲が
育っている田んぼの中央に連れていかれた
実り始めている稲穂の陰に何かが隠すように置かれている









よく見ると鳥の巣に卵が残されていた
シロハラクイナという鳥の卵だそうだ
奄美で車を運転していると、目の前をひよことにわとりの中間くらいの大きさの鳥が目の前を
ものすごいスピードでちょこちょこ走って横切ることがある
それがこの卵の親鳥なのだ
クイナという名前からついヤンバルクイナを連想して珍しい鳥なのかと思っていたが、実は
奄美のどこでも見られる、そう珍しくはない鳥なのだそうだ
卵からかえると1日くらいで巣立ってしまうらしい
親鳥が卵を温めるわけでもなさそうだし、かなり生命力の強い鳥のようだ