奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美の夏を楽しむ

2011-08-07 20:00:13 | 暮らし
今、外では台風9号が気が狂ったように強い風を吹かせている。
窓にも風で飛ばされてきた塩がべっとりついている。
窓からはようやく野菜が育ってきている畑が見えるのだが、そちらには目をやらないようにしている。
6月にようやく実をつけかけていた野菜が台風6号で全滅させられて、そのあと植えた苗がようやく
育ってこれから収穫できそうだという今、今度は台風9号でまた全滅させられようとしている。
そんな畑を見るとはらわたが煮え返るくらいくやしい思いがこみ上げる。
この怒りをどこにぶつければいいのだろうか。
考えてもしょうがないので、しばらく台風の前に撮った写真を紹介していこうと思う。







最近は東からの風が吹くことが多くなってきている
東風の場合は客室のベランダを開けて涼むのが一番だ
こんな時はロッキングチェアを引き戸のそばにおいて読書をする








反対側にあるドアもちょっとだけ開けるだけで、びっくりするほど気持ちのいい風が入ってくる
我が家に遊びに来る人は皆ここの涼しさにびっくりするのだが、名瀬から来る人ばかりでなく土盛の
人も自分のところではこんなにそよ風は吹かない、と言う
ひょっとしたら奄美で夏一番涼しいところかもしれないと、最近思うようになってきた
窓を開けている限り、扇風機もエアコンも使ったことはない








写真ではうまく写っていないが、サトウキビ畑の向こうにはきれいな青い海が広がり、水平線には
喜界島がうかぶ
風景も実にいい









あまりにも居心地がいいので、ここで過ごす時間がだんだん増えていく
それに伴ってまわりにもいろいろなものが増えていく
足置き、ちゃぶ台、パソコンどんどん便利で快適な場所になってきている
M田さんが大量に残していったクラシック音楽のCDを聞きながら、村上春樹の本を読むうちに思わず
うたた寝をしてしまう
とても優雅そうに見える夏の昼下がりである