世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

撤退する勇気

2022年04月06日 | ライフスタイル


手掛けていた Big projects の一つを

中断することにした。


補助金を使った

1000万円規模の企画だった。



企画書が出来上がり、

提出するだけのもう一歩のところまで来ていたが、

何か違和感を感じていた。  


もちろん、

誰に言われるでもなく、

自主的に取り組んだ企画だが、

どこか無理している感があった。



確かに、

かねてからやりたいことの一つに変わりはない。



ただ、

これは、本当に自分らしい企画なのか、と

心のどこかで疑問視していた。



この事業が本格的にスタートすれば、

自分一人でできる規模ではない。


いろんな人、

様々な団体、組織を巻き込まなければならない。


それは、

係る人たちを幸せにしなければならないという

責任が生じる。


もはや、

自分一人だけの問題ではなくなる。


それだけに遣り甲斐もあるが。




だが、

それは、同時に

自分自身のこれまでの生き方、

つまり、

自遊に、好き勝手に、を否定することになる。


時間も、居場所も制約される。



これでは何のための新たな起業なのか、

本末転倒になる。


自分で自分の首を絞めることになる。


はたとそう思った。



その瞬間、

撤退を決めた。




他にもやることがある。

優先順位がある。






こうして

外の風に吹かれ,

散りゆく桜の花を愛で、

その風に揺れるウィンドチャイムと

鳥の声を聴きながら、

誰にも制約されることなく

のんびり自分の時間を自遊自在に楽しむ。







これが、今まで何十年と貫いてきた

自分らしい生き方なのだ。


その自分らしい生き方を

危うく失うところだった。



寸前のところで

思い留まった。


その瞬間、

どこかわだかまっていた心が

スーッと軽くなった。



それは、

不謹慎だが、

自遊を勝ち得た

離婚した時の感覚に似ている。




【追記】


現時点での優先イシュー


① 執筆

  電子書籍発行

  依頼原稿


② 世界一周アドベンチャーライフ




ウインドチャイム











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