Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

かきつばた勉強会

2007-06-10 20:31:03 | 池坊
6月10日、青年部総会の後、かきつばたの勉強会がありました。
参加者17名。
くばりでも剣山でもどちらでもいいと言われ、二重生けですっかり懲りた私は迷わず剣山チョイス。

先生はまず、うすばたにくばりでお手本を見せてくださいました。
くばりの選び方、削り方、セッティングの仕方、とめの入れ方。
実に理論的で。納得。
それを見てるとなんか出来そうな気持ちになるから自分がコワイ。
でも来年あたり挑戦できたらいいな。

それから魚道生け。
「鯉か鮒か細身の魚が間をささっと通ったときに一瞬分かれたその刹那をここに再現する」って言われて。ほおぉ。水陸生けで水・陸が分かれてるのとは根本的に違うのねと感心。

実技。
先週復習してたおかげでてきぱき完成しました。
アシスタント役の先生にも「キレイに入ってるわね」と声をかけられゴキゲン。
一番に手直しをお願いしたもののやはり雑すぎた?
「この辺ちょっと色気が足りないね」と体先に神の手。しゅっ。
そして。さっき講義を受けたばかりだったのに!ばかもーん!!
私の副内は思いっきり前向いてました。副の花茎を隠そうと思う余り浅はかな
直していただくのもバツが悪かったわ。

私の身についたか否かはおいといて。
お話も興味深く、大変有意義な勉強会でした。
次のお稽古でもまたかきつばただーっ

しゃ~ちほこ!

2007-06-09 21:22:48 | おでかけ
6月9日、雷雨の中、名古屋城を訪れました。

愛知県美術館、名古屋市美術館、名古屋ボストン美術館行くことしか決めてなかったんで、迷いましたが、やはり名古屋城をチョイス。
愛知県美術館の後、名城線栄から乗って市役所で下車。
その辺りから雨雲はまさに飽和状態。名古屋城に到達する前についにポツリポツリ。
天守閣に辿り着いた時には、ぴかーっゴロゴロ。激しい雨が俺を洗う状況。折り畳み傘持っててよかったーっ。でかした私。
傘を取り出し、少し余裕で、天守閣をパシャリ。残念ながら非常に暗い空である。金鯱も泣いてるぜ。
天守閣で金鯱のレプリカ見ました。雌雄で若干サイズが違うようですが、高さ約2.6m。流石名古屋のシンボル、立派なもんです。
折角天守閣に登ったけど、眺望を臨むべくもなく。あの辺りが熱田神宮なのね、あっちが中央アルプス、えーっと名古屋港、名古屋駅、と雨に霞んだ景色をやぶにらみ。
そんな中「関ヶ原」の文字がっ!
いやーっ。見たかったよ、関ヶ原。諦めきれずに白いモヤモヤを睨む。
もちろん私の中で関ヶ原の戦いと言えば1600年ではありません。
壬申の乱の関ヶ原。大海人皇子が本陣を構え、そこから近江の大友皇子に斬り込んでった。これこそ天下分け目だよね~。歴史のロマンに思いを馳せるチャンスだったのに。がっかりだよ。
気を取り直して城をめでながら、棊子麺と味噌かつ食べる。腹が減っては戦は出来ぬ、なのだ。

雨足は一向に収まらず這々の体で名古屋城を後にする。見どころを沢山見逃してるかもしれないが、この雨には降参である。
また名城線で今度は金山まで。名古屋ボストン美術館は駅の目の前。流石の方向音痴の私も迷う余地なし。
そしてまたまた名城線でとって返して矢場町下車。白川公園の中にある名古屋市美術館へ。黒川紀章設計だから見とこうか的な動機だったのに、折しもダリ展が開催されてて大変な人・人・人。もうぐったりです。
後少し!ガンバレ私。
お土産購入のため松坂屋へ向かうも途中へばってしまいナディアパークで休養。いちぢくのタルトとコーヒー。少し元気になる。
松坂屋の手前インザルームが目に入り勿論行ってみる。かっこいい空間だ。ディスプレイひとつとってもスタイリッシュ。満足!
やっと松坂屋。晩ご飯に天むす。あつた蓬莱軒のひつまぶし。手羽先も購入。
お土産買い込んでガサガサしながら昨日泊まったホテルに荷物ピックアップしに行って。東山線栄から名古屋。さらに八丁味噌プリッツだの買っちゃいました。
そして新幹線で広島へ。
もうすぐ到着。
お疲れ様でした。



かきつばた

2007-06-06 01:54:25 | 池坊
6月5日、今日のお稽古はかきつばた。

早速つぼみの前後ろがあやしい私。
「一番上の葉が後ろに来ると花は前に向いてるのよ」と先生にアドバイス頂きました。
おーっ
目からウロコですぅ

「菖蒲は花を、燕子花は葉を生ける」
でもなかなか先生のように思うがままに葉に表情をつけることはできませぬ。
中途半端に色気不足の私の作品に、その手だけでたおやかな表情を加えていく先生。
花が咲いたら尾形光琳ばりになることでしょう。ブラボ

尾形光琳の燕子花図で思い出したけど、三河八橋といえば在原業平。
伊勢物語の中で、
「か」からころも
「き」きつつなれにし
「つ」つましあれば
「ば」はるばるきぬる
「た」たびにしぞおもふ
旅の仲間を泣かせた話が出てきます。

尾形光琳じゃないな。
やっぱ業平的なこの色っぽいカンジがかきつばたには必要なのでしょう。
先生と私の違いは腕だけではなさそうです。とほほ