まず、愛知県美術館。
近未来的でそれでいて開放的なオアシス21を通って、愛知芸術文化センターへ。
なんだか都会だわとキョロキョロする私
その10階に愛知県美術館はありました。
所蔵品は大きく分けて2つ。
「20世紀の美術」と「日本の近代洋画」
(他のジャンルこめんなさい。)
「20世紀の美術」
大好きなラウル・デュフィがありました。「サンタドレスの浜辺」
色遣いは定番ぽいものではなかったけど、普段見れないカンジの作品なのが逆に嬉しかった
モディリアーニ。「カリアティード」これも初めて見る題材です。
ジョージア・オキーフ
彼女の作品は、なんだか生命力に満ち溢れて大好きです。ここで見れるなんて。わーい
ピエール・ボナール。普段は特に意識しない画家ですが、「にぎやかな風景」よかったです。
後、クリムト、ピカソ、藤田嗣治。怱怱たる面々で意外に感激でした。
「日本の近代洋画」
すごく印象に残ったのは、高橋由一の「不忍池」。
光と風が画面一杯に溢れてて、少し前髪がそよいだような気持ちになりました。
黒田清輝、岸田劉生、梅原龍三郎 and so on
なかなかの充実ぶり
「若冲展」のついで的なアプローチだったのが、いい意味で裏切られました
次に、名古屋市美術館。
こちらはどちらかというと「ダリ展」はおまけで、常設展目当てです。
白川公園の中、黒川紀章設計。
見たかったのは、ユトリロ「ノルヴァン通り」とモディリアーニ「おさげ髪の少女」
ところが
あったのは「ラパン・アジール」。「ノルヴァン通り」は??
しかも同じ白の時代の作品だから最初は目的の絵を観た気になってました。
が、ち、違う?!
私の愛読書の内容が間違っているのか?
どちらでもいいのですが、なんだか腑に落ちない…
ユトリロ「ラパン・アジール」そんなこともあって必要以上に見入ってしまいました。
モディリアーニ「おさげ髪の少女」
モディリアーニにしては珍しく、こちらに考えさせるような表情ではなく、子供がそのまま純真無垢な目をしてただこちらを見てる。
その顔からなかなか目を逸らせない。
「立てる裸婦(カリアティードのための習作)」
おーっ
さっき見たよ。その習作なのね。
いい連携してるじゃないの。
藤田嗣治「自画像」
お馴染み自画像。おかっぱの藤田がいて、猫がいて、硯があって、本人の作品が描かれてる。藤田の世界がここにある。
ディエゴ・リベラ「プロレタリアの団結」
ディエゴ・リベラの作品を見る機会なんてなかなかない。意識して見るのは、初めてかも
すごく得した気分
イサム・ノグチ
タイトル聞いてもイメージ掴めません。
ブロンズのオブジェ。
シャガール、キスリング、ローランサン、パスキン、充実の内容でした
白川公園出るとき、シャガが鬱蒼と茂っていたのが目に焼き付きました。(絵とは関係ないけど
)