Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

燕子花図と藤花図@根津美術館

2014-05-22 23:29:52 | 美術館
南青山でエッグベネディクトを食べたあと
根津美術館へ。



特別展「燕子花図と藤花図 光琳、応挙 美を競う」

この燕子花図屏風の公開時期に合わせて
一度訪れたいと思っていたので
最終日の前日ギリギリでしたが
ラッキーでした~

尾形光琳の「燕子花図屏風」も大琳派展以来
テレビなどでも観る機会が多く、お馴染みのはずなのに
実物を目の前にするとやはりハッとします
まずは深い深い群青に吸い寄せられ
それから意匠的な世界観に心奪われます。
もはや業平や八橋のことなど頭にはなく
かきつばたのリズミカルな動きをただ楽しむ。
観ていてキリがありません。

円山応挙の傑作「藤花図屏風」
藤の花一つ一つに丁寧に色を重ねて
瑞々しさと重量感を感じます。
この花一つ一つを抱えて藤の花房が垂れているという現実感と
逆に夢の世界のように
ふわりと画面を横切る幹や蔦。
この対極な存在感がクセになりそうです

この二つの作品を並べて観られるなんて
ほぉぅため息ものです。

他にも魅力的な作品がたくさん

鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」
琳派なのに…酒井抱一のお弟子さんなのに…
いいのかな(^-^;ってゆう、やりすぎ感満載の屏風
いい意味で笑っちゃいます

はい、長沢芦雪です
「犬図」、「竹狗児図」
芦雪のわんちゃんといえば「白象黒牛図屏風」の
黒い牛さんの脇に配された白いちっちゃいわんちゃんが人気ですが
ちょうどその子が後ろ向きになったカンジ。
この抜け感、たまりませんっo(^o^)o
応挙のお弟子さんなのに…
いいのかな(^-^;ってゆうカンジ
またしても、dolce-vita
長沢芦雪作品の前でクスクス笑い(^.^)
わんちゃん可愛すぎっ

古代中国の青銅器にもテンションあがり~


もちろんお庭にも出てみました。



かきつばたは残念ながらピークは過ぎているようです。
でも、迫力の群生ぶり



初夏を思わせる日差しですが
庭園のなかは懐の深い木々が優しく日差しを遮ってくれます。



あはは
こんな象さんもいたよん〓





この日は他のことに気をとられていたせいか
全く思いつきませんでしたが。
今観ると典型的な隈研吾設計。
zuccheroに教えてもらうまで
建築家のことに全く思いを馳せてなかった( ̄▽ ̄;)
でも、好きだったんだろうね
無意識のうちにいっぱい激写してた

館内の仕切り方が軽やかで美しかったです

いろいろ楽しめる根津美術館
また行きた~い

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
八面六臂(@_@) (kumiko)
2014-05-23 00:09:57
東京に1週間居たの?というほどの動きっぷり 

桐谷さん、顔負けです マイッタ!

素敵な展示、観てこられましたね 
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Re:八面六臂(@_@) (dolce-vita)
2014-05-23 08:23:00
うふっ(^.^)
後半もがんばりますo(^o^)o
ただいま豊橋出張の新幹線の中。
電池なくなるまでがんばるぅq(^-^q)
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