Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

ブリヂストン美術館

2014-05-25 21:39:15 | 美術館
大好きなブリヂストン美術館行ってきました~

企画展としては「描かれたチャイナドレス」
藤島武二ら、日本洋画家の
チャイナドレスや中国文化を題材にした作品が並びます。
児島虎次郎の作品も4点
大原孫三郎と一緒に
モネや印象派の作品を精力的に買い付けてくれた児島虎次郎。
自分が絵を描く時間も削って…というイメージが強いので
作品を観ると本当に嬉しくなります
この人がもっと自分の作品に没頭できたら
どんな作風を確立したのでしょう。


そして、定番のコレクション展

まずは彫刻作品が迎えてくれます。

ブールデル「風の中のベートーヴェン」
先日聴いたばかりの交響曲第6番が聴こえてくるカンジ

ブランクーシ「接吻」
今回のdolce-vitaの超☆ツボです。
シンプルでとぼけた造形ですが
1mmたりとも離れていたくないカンジと
少し微笑んだような幸せそうな表情、
後ろにしっかりまわされたお互いの腕が
しみじみとほのぼのと愛情を感じさせます。
あーん、とっても大好きーっっ



dolce-vitaの大好きなアルフレッド・シスレー
「サン=マメス六月の朝」
この絵にはdolce-vitaなりの楽しみ方がある。
少し離れた場所からこの絵に向かってまっすぐ歩いて行くと
川に沿ったこの小路を歩いている気分を楽しめるのだ~
大好きシスレーの絵の世界を体感できる。
サン=マメス六月の朝の散歩ごっこ
人が途切れたら、警備員さんの目を盗んで
何度も繰り返し、このごっこ遊びに興じる。
警備員さん、ごめんなさい
dolce-vitaは怪しい者ではないですぅ
(↑ただのおばか)



それから、佐伯祐三
久しぶりに「テラスの広告」に会えると期待してたら
今回は展示がありませんでした
展示されていたのは「ガラージュ(Garage)」
佐伯祐三ならではの壁を描いてますが
この作品はまだ壁と距離があって
圧迫感があまりない。
それどころか珍しく人物まで描かれてます。
「テラスの広告」同様、少し息の抜ける作品です



最近、dolce-vitaがどうしても気になるのが、モンドリアン。
「砂丘」は点描作品。
なんだか魅力的な色彩です。

もちろん他の作品もミドコロいっぱい
ブリヂストン美術館、大好きデス


美術館100%満喫ぅ…?
いえいえ、残念ながら
丸の内ブリックスクエアを通りかかったとき
三菱一号館美術館では何かやってないのかな~と期待したけど
お休みだった

ちょうどバラが美しかった
だから、ま、いっか







出光美術館

2014-05-25 14:06:04 | 美術館
図書館で予約待ちしてたら
1年かかっちゃった「海賊とよばれた男」
なので、dolce-vitaが読んだのはつい最近
今さらながらですが。
ここ数年で読んだ小説の中でも群を抜いて感動しました
てゆうか、大好き

ということで、dolce-vita的には今ホットな人物である出光佐三さん

出光美術館に行ってきました~
門司の出光美術館には行きましたが
(ルオーのパッションをいっぱい観た
こちら丸の内は初めてです。



今回の美術館めぐりのテーマである「伊年印」と「琳派」
最後は、酒井抱一です

酒井抱一の「八ツ橋図屏風」
光琳の「燕子花図屏風」が
すべてを廃してかきつばただけで構成されているのに対して
抱一のこの作品には橋が描かれてます。
実は橋を描いたのは抱一オリジナルではなく
現在メトロポリタン美術館所蔵の光琳の「八ツ橋図屏風」の模写だそうです。
こちらも気になる~

抱一の燕子花図を実際に目にするのは初めて
いろいろおもしろいですね

作品全体云々とは別に、
dolce-vitaが酒井抱一の絵が好きなのは
抱一の描く草木の美しさにあります。



この「八ツ橋図屏風」に描かれた燕子花一つ一つの姿
それぞれの表情豊かなこと
葉のなびきなんかたまりません
抱一は池坊の人なのでは?と思うくらい
なんだか池坊ちっく。



それから出光佐三さんがお好きだった仙 さん。
dolce-vitaも好きです

美術館から皇居方面を眺める。
気持ちいいですね