Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork780. しまり雪の京都

2023年02月19日 | field work



 数日前から上空1500mm以上に-12℃の寒波が来るという報道。不要不急な外出は控え食料を備蓄しお家にこもってくださいとNHK・・・。ホウ、それがどうしたかい!?。1月24日の夕方は確かに雪が降りだした。キー局のメディア現場報道では「史上最高の寒波です!」。ああっ!!?、ついに言っちまったか、誤報道・・。この程度の雪なら京都では、よくある事だけどぉー・・・。
 翌日、お昼のお弁当を買いゆくから、すこし早く出て雪道を歩く訓練をしなければ。というのも今年も北海道へゆくかなぁーと淡い期待があるからだ。
 なにしろ今朝の-4℃の気温で道路は凍結しているだろうと思ったら、本当に予想通りアイスバーンの路面は滑ること。ええっと、雪道の歩き方を思い出さなきゃ。色違いのところは氷だから避けて、新雪に足をかけて・・、たけど新雪なんかないのよ。もう路面全部がアイスバーン状態。
 産寧坂まで来たら、京都の人は豆だから慣れない観光客のために朝早くから階段の雪をのけて・・・、なんてことを最近の京都人はしないのよ。だからアイスバーンの階段だよ。しかも階段の踏面はすこし前に傾斜しているんだな。だから滑ったら下まで滑り落ちまっせ、というのでみんな壁に手をついて3点支持で降りていった。
 雪が降る京都だから雪には・・・、実は大変弱いのです。お店といっても雇われ店員ばかりだから、小さなヤカンにお湯をいれて道路にまいていたけど・・・、効果あるわけないじゃん。
 パークハイヤット・ホテルの所まで来たら、フロント係が総出で雪かきをしていた。やはり人出のあるところは違うと思っていたら、うん!、竹箒!?。それ無理でしょう。一流ホテルのホテルマンは雪など知らないのでしょう。日本の一流というのは、その程度のものですけど・・・。祇園ではオッサンがハンマーで凍った道路を叩いてた空しさだけが眼に残る。
 実を言うと京都は雪に弱いのです。アウトドアの経験を年配者に尋ねると愛宕山に登っている、さらには山伏修験道の修行にいったと豪語しているけど、それなんかちがわなくない?。
 市内のノースフェィスのお店は観光客に合わせたファッション店だからアウトドア不向き商品ばかり。間違ってもここでアウトドア用品を調達してはいけません。やはり山用品屋だろうね。その好日山荘もお店を縮小しちゃったし。つまり京都はアウトドアには向かないのよ。なにしろ昔からの都だったから軟弱なんですよ。そのあたり「冬の上高地は寒いずら!」と豪語する長野県人の足下にも及ばないです。
 とどめは前日の吹雪で第二名神で丸1日の交通渋滞。もともと峠である土山付近は吹雪くところ。得てして関西の車は雪でもノーマルタイヤ。さらにJR京都線大阪方向のポイントが一斉に故障し列車内に4時間閉じ込められた。防雪装置は作動したのか?。一斉に動かないということ自体が人災だよね。そんな事例をみてゆくと関西人が雪に弱い事の証明でしょう。
 そんなわけでしまり雪には全く歯が立たない京都です。だが寒いこと。部屋はエアコンでは暖まらないのでガスストーブが必須です。

しまり雪の京都 4K
SONYα6600、E10-18mm/F4.0 OSS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする