Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork772. 冬立つ京都

2023年02月11日 | field work

 冬立つとは俳句の季語である。
『 冬立つや 背中合わせの 宮と寺 』
正岡子規
意味は、立冬の日だ。背中合わせのように神社とお寺が建っているそうだが、京都では神仏習合は、よく見られる風景だ。
 2022年12月20日の京都の寒さは、私も経験したことがないほど冬が早くやって来て、すこぶる寒い。上越地方の国道では、雪で一晩中車が渋滞していることをメディアは報じていた。このブログがアップされる頃は、おそらく酷寒だと予想している。さて冬の古都シリーズを映像化しようと考えたが、今年の冬の厳しさに躊躇する。
 気を取り直して、酷寒の時ほど京都は美しいはずである。それもキュンと冷えた朝は多分美しい。
 要はこちらの意識次第なのだけど、冬の装備が必要だ。ユニクロの極暖のヒートテックが必要になりそうだ。今見る限りでは極暖インナーは京都ではみられない。おそらく北海道なら販売されているだろう。
 実は冬の装備は、北海道と京都では仕様が違う。たとえばノースフェイスのブーツ一つとっても、京都仕様はファッションであり酷寒で使える物ではない。北海道仕様だと丈も長く深い雪道でも歩くことができ、バッチリ防寒されている上に雪道を歩いても滑りにくい靴底だ。
 そんなことを書くと、もっと実用的でないと北海道では使えませんよという声が聞こえそうだ。そうなるとワークマンにゆかねば。小樽にもワークマンがある。防寒対策さえすれば、冬の北海道も愉しい。もちろん調達は現地で。 内地とは仕様が違うだろから・・・。
冬立つ古都/20221220
SONYα6600、ZEISS Vario-Tessar E 16-70mm/F4.0 ZA 0SS
コメント
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