Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング692. 小説:小樽の翠616. 雪国的暮らし方

2023年02月07日 | field work

 小樽の街もホワイトアウトしている。翠が病院の仕事を終えて帰ってくると真っ先に風呂に入る。それから夕飯だ。それも済ますと寝るほかない。暖まっているうちに眠りにつこうという雪国的暮らし方だ。
 翠がアチキの布団に入り込んできた。
翠「醒めないうちに寝ようよう」
「しようよ!、じゃなくて?」
翠「一緒だよーー」
そういって翠の小柄な身体を上に乗せてまどろんでいる。
布団が温まると、翠のスウットを脱がせにかかる。
翠も心得ているから、骨盤をあげたり腕をあげたりして、はいでゆく。
裸の女の小柄な身体を上に載せて皮膚感覚を楽しんでいるのは、アチキにとってここち良い時間なのだろう。
ボリューム感が持つ心地よさってあるよなぁー。
翠がアチキの頭を支えてキスしてきた。
女がキスしてくる感覚が面白い。
ああっ、こいつも飢えているんだ。
やっぱお互いに人間だなって実感する時かな・・・。
吹雪の時の病院じゃ、怪我した患者も運ばれてくるだろうし突然体調が悪くなる患者もいるから、ストレスの1日だったかもしれない。
アチキは、寝ていたけどね・・・。
翠とキスしながらアチキの腕は、翠の両側からくびれた背骨を撫でながら骨盤に向かう。
やがて大臀筋のピークで左右に広げてみる。
その大きな脂肪の塊のボリューム感をもてあそぶのって、粘土をこねて塑像を作るときの感触だな。
指は翠の大臀筋の隙間から肛門を通過して膣の入り口にたどり着く。
濡れて待っているというのも嬉しい挨拶だ。
指先で縦になてでゆく。
翠の身体が気持ちビクンとする。
おおっ、塑像ではなかったか。
撫でるほどに潤ってくる。
翠が骨盤を器用に動かしてアチキのペニスをズズッとくわえ込む。
湿った膣の中の暖かい感触。
少し骨盤を揺らしてゆくと翠が嗚咽を上げ始める。
次第にアチキの手を握って翠が上体を起こして骨盤を激しく動かしてゆく。
翠「ハアッ、ハアッ、ハアッ、ーーーーーー」
翠の骨盤が人格をもった別の生物みたいだ。
激しく骨盤を揺らしアチキの恥骨にこすりつけている。
翠「アアッ、アアッ、アアッ、いってぇー!ーーーーいっていいよ!!」
女性上位は男にとって長持ちするんだ。
2つの骨盤を密着させながら翠が覆い被さってきた。
相変わらず別の人格をもった骨盤を激しく揺さぶりながら・・・。
翠の骨盤が上下に激しく動いて恥骨をこすりつけてくる。
うーーん、生物という感触が面白い。
そう子宮の欲望に左右される生物なんだ。
そうやって2つの骨盤が激しく動いているうちにアチキの切っ先が翠の子宮口を捉えた。
先端をこする感触が心地よい。
多分子宮の口が大きく開いているというサインだ。
そこで、翠の身体の中に撃ち放つ・・・・。
翠の身体がビクビクと痙攣している。
多分精子を子宮の奥深くに送り込む痙攣なのだろう。
そのまま翠の身体がアチキの胸に倒れてきた。
翠「燃えちゃったよん・・・」
正確にいうなら子宮に精子が届いたよという配送メッセージだろう。
アチキの胸に覆い被さりながら、小柄な翠の子宮に支配された身体を撫でていた。
たぶんこのまま暖まった布団のなかで睡魔に引きずり込まれるてゆくだろう。
・・・
吹雪いている小樽の街だ。
この寒さの中で暮らしてゆくためには、男と女の仲が良いことが必要条件なんだ。
コメント
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