Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング690. 小説:小樽の翠614. 二度風呂か・・・

2023年02月05日 | field work

 吹雪くというのは、寒波がきているからだ。それが小樽の毎日の天気。
 でも吹雪くといっても突然晴れ間になったりする。そんな隙間をついて、レンタカーを借りてアチキは郊外の風景をスケッチしにゆく。それ自体がクリエイターの息抜き。寒風のなかでそんなことをしていると、すぐに人恋しくなる。昼には街に戻っている。
 さて、スマホをみる。明奈姉ちゃんも小春もまだ学校だし、美希姉ちゃんは札幌だし、玲香姉ちゃんもマサヒロ君も仕事だ。青森のリュウ君もこないし・・・、だれもいないか。
 家に帰ると夜勤明けの翠が起きてきた。
「昼は食べたよ!」
翠「じゃあ、お風呂で暖まりな!」
外から帰ったらやはり風呂だ。北国の必須アイテム。
そうやって暖まるとようやく我に帰った。
翠を抱えて2階へゆく。
翠「ハハハ・・・飢えてる!」
「はい!、寒さでスタミナを消耗したけど、まだまだ元気!」
翠を抱きかかえて布団に潜り込む。
翠の胸に耳をあて、心臓のドクドクという音が聞こえる。
後ろ手で翠のスウットをずりさげて大臀筋をもみもみしだく。
翠の手がアチキの胯間を探っている。
ズリッと引き出して撫でている。
翠「おっ、元気になってきたよん」
そういって翠が熱い胯間をすり寄せてきた。
生き物という感覚がするのもそんな時だ。
翠の胯間にはわせてみる。
厚く濡れた割れ目がペニスをつつむ。
翠が腰を沈めて、グイッと膣の中に導いてくれた。
しばらくジッとしていると、翠の膣が小さな収縮を繰り返してアチキの大きさにフィットするようにセッティングしているみたいだ。
まあ、それは男の勝手な幻想なのだが。
次第に翠があえぎ始めた。
胯間を押しつけてみる。
刺さってる感触を感じながら、少しずつ腰を動かしてみる。
翠「ウン、ーーーーー、アアッ、アアッ、気持ちいいよ」
・・・
翠の骨盤が激しく動いている。
翠の身体がそって胯間同士が密着している感じ。
2つの骨盤が同時に動き出す。
翠「ウウッ、ウウッ、ーーーハア、ハア・・・・・」
翠がアチキの身体に足を絡めてくる。
クロッキーで描くとしたら面白いポーズだろう。
だって普段の女はそんな格好なんかしないもんね。
それが、あられもない格好をイメージしながら、2つの胯間が動いている。
翠「アアッ、アアッ、気持ちいいよ・・・・」
じゃあ、ゆきますか・・・・
ぐぐっと腰を沈めて切っ先を翠の子宮口に当てた感じ。
でもその感触が頼りない。
いつもおんなの膣は頼りないぐらい柔らかく、そして潤んでいるのだ。
なんとなく切っ先が子宮口と感じた頂点で撃ち放つ。
翠「アアッ、アアッ、アウー・・・・・・、クルクル・・」
翠の絡まった足に力がはいって筋肉が筋走るみたいだ。
翠がアチキの身体にしがみついてくる。
精子を一滴も漏らさずに子宮に送ろうとする女の本能なのだろう。
翠の身体がビクビクして痙攣し、次第に静かになっていった。
静寂が訪れる。
・・・
そのま寝てしまったようだ。
もう暗くなってきた。
翠「夜は、房ちゃんのところでご飯食べようようよ、帰りに神佛湯で暖まろうよ・・・」
そうか、翠は明日は日勤だったな。
二度風呂か・・・。
・・・
小樽の街がホワイトアウトしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする