京料理 道楽のブログ

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《じゃがいものおかき揚げ》

2014-05-23 | Weblog
本日の週間T&Tの連載は「じゃがいものおかき揚げ」です。

芋類のなかで、じゃがいもは世界中で最も大量に生産されてます。

日本には、江戸時代初期にジャガタラ(現ジャカルタ)の港からオランダ船によって伝えられたとされ、「ジャガタラ芋」、または馬につける鈴に似てることから「馬鈴薯」と呼ばれました。

日本では明治になって盛んに欧米品種を導入し、男爵やメークイーンをはじめ数多の品種が栽培されてきました。

じゃがいもの起源は中央アンデスとされ、観賞用としてヨーロッパに伝わって、アフリカ、インド、東南アジア、中国へと広まりました。

小麦やライ麦などの穀物と比べて数倍の収穫高があることから、戦乱や飢饉の際の食糧物資として盛んに栽培されるようになり、今では世界中で実に様々なじゃがいも料理が作られています。