京都府立大学における今期の「京料理の科学」講義が終了致しました。
日本人が遠い昔から培ってきた季節の流れと共にある料理、独自の感性や美的感覚を、渋川春海が編纂した大和暦による貞享暦七十貳候を用いてお話し、また京焼を主に多くの名品に実際に触れていただき、料理と器の調和についてのお話もしてまいりました。
レポートの課題は、受講生には何としても覚えていただきたいものから、毎週15回にわたりこの講座を履修し「京料理」をどう捉えたかを問うものまで、様々に出題致しました。
料理は毎日いただくもので、そこに情緒や風情などふかぶかとしたものを感じるとることが出来れば、その味わいや楽しみは人に豊かな心情や幸せなひとときをもたらし、また健康維持にもつながることでしょう。
昔から今の京に伝わる食の慣わし、季節のうつろいや行事・祭事に纏わる料理、器との調和を大事にしてきた料理は、若い方々に受け継がれ、はるかな未来へ繋がってほしいと願っております。
また、京都府立大学文学部和食文化学科、来期の講義でのご縁を楽しみに致しております。
日本人が遠い昔から培ってきた季節の流れと共にある料理、独自の感性や美的感覚を、渋川春海が編纂した大和暦による貞享暦七十貳候を用いてお話し、また京焼を主に多くの名品に実際に触れていただき、料理と器の調和についてのお話もしてまいりました。
レポートの課題は、受講生には何としても覚えていただきたいものから、毎週15回にわたりこの講座を履修し「京料理」をどう捉えたかを問うものまで、様々に出題致しました。
料理は毎日いただくもので、そこに情緒や風情などふかぶかとしたものを感じるとることが出来れば、その味わいや楽しみは人に豊かな心情や幸せなひとときをもたらし、また健康維持にもつながることでしょう。
昔から今の京に伝わる食の慣わし、季節のうつろいや行事・祭事に纏わる料理、器との調和を大事にしてきた料理は、若い方々に受け継がれ、はるかな未来へ繋がってほしいと願っております。
また、京都府立大学文学部和食文化学科、来期の講義でのご縁を楽しみに致しております。