昨夕、光合成を研究しているA先生と夕食をご一緒したのですが、その時、彼の口からこんな言葉が出てきました。
「僕は、20億年前の地球に行って、この目で確かめたいことがあるんや。オゾン層の発達していない、地球の陸上で本当に生命がいないのか? UVが強くても、陸上は無味乾燥でなく、やはり、生命活動があったんじゃない?」
うーん、なるほど、そう言う発想があったか! 研究者は不思議に思ったことを、この目で確かめたいと強い欲望が湧いてくる習性を持っています。過去の地球の様子を知りたいと思えば、タイムマシーンの乗って時代をさかのぼり、探検したいもの。
もし、タイムマシーンに乗って20億年前に地球に行けるとしたら、あなたはなにを持っていきますか?
私だったら、顕微鏡です。陸上の砂、岩、水たまり、火山の噴火口など、いろいろな試料を集め、片っ端から顕微鏡観察をしてみたいですね。現在の地球上では存在しない微生物に出会えるかもしれません。
そんなことに思いを巡らしていたら、ワクワクして来て、眠れなくなってしまいました。
まあ、週末なのですから、たまには夜更かしも許されるでしょう。