福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

雪祭りの効果

2007-02-10 10:05:38 | 四季折々

雪祭りは、内地から観光客を呼びます。そのため、市街地は人で溢れています。ついでに、北大キャンパスを見学に来てくださる方も多く、クラーク像の前で記念写真を撮っている光景を見かけます。ありがたいことですね。

さて、昨日、5年前に学部を卒業した卒業生が研究室を訪ねてくれました。平日で01_54すが、休暇をとって、羽田7:30発の飛行機に乗ってやって来たのです。もちろん、雪祭りが第一目的(?)なのですが、ついでに低温研まで足を運んでくれました。みんなで、お茶を飲みながら、ずうっとテンションの高い話が続きました。

彼女たちの所属研究室は、生化学や動物生態学で、私の研究室ではありませんでし02_28た。しかし、学部1年生の頃から授業や実習を担当していたので、結構長いおつきあいになりますね。9年後、しっかりと歳を重ねた彼女たちが、はるばる北の研究室に訪ねてくれたことを、素直に嬉しく思います。ああ、そう言えば、1年生の時の4月の基礎実習で、「ガラス器具の使い方、中和滴定」の説明していると、みんなゲラゲラ笑っていたよね。「シュウ酸」と言うたびに笑うのはどうしてかな、と思ったら、当時テレビで流行っていた「炎の料理人・鉄人シェフ」の中華の達人「周さん」と重ね合わせていたのですね。

笑いのツボのレベルは成長していない彼女たちですが、やはり、大人になっています。今度くるときは、もう少し前に連絡くださいね。茶菓子を用意しておきますので。

雪祭りとは直接関係ありませんが、今週は、もう一人来客がありました。つくばの農環研の星野さん。土壌からの核酸抽出、土壌微生物群集構造の解析に関する議論をしていただきました。

夕方、笠原先生とともにASTY45最上階の「炙屋」で食事をすることに。

ここのお店は、さしみ醤油とすし醤油を使い分けていて、、、」と、私が説明し始めると、間髪入れずに、
あっ、それ、先生のブログに書いてありましたよね」と星野さん。

これで話ネタ終了です。ですが、お店の新鮮なネタの料理が場を盛り上げてくれました。食事後、「宮越屋珈琲・JR札幌駅店」でお茶しました。また、研究室にいらしてくださいね。

ということで、今週は雪祭りの恩恵にあずかった一週間でした。