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漬物の梨屋の練粕☆

2012年01月25日 07時43分19秒 | 今日のお仕事
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

1月25日(水)の山形県酒田市の朝は、日差しはさしているのですが、午前7時半現在、氷点下4.5度ととても寒い朝を迎えています。

漬物の梨屋では、例年、1月に入るとある程度時間に余裕ができて、漬物の在庫もある程度余裕ができるのですが、今年はなぜか未だに余裕のない日々を送っています。

要因としては、ト一屋さんの全店と漬物の梨屋本舗で行っている「切大根(大根粕漬)」の特売が好調なことと、ここに来て酒粕の販売が急に伸びてきたことがあげられます。

酒粕は、ここ2週間程、板粕も練粕も売れ行きが好調です。

漬物の梨屋の練粕は、一年中温度差があまりない地下タンクに貯蔵しております。

練粕を販売する際は、地下タンクから上げた練粕を撹拌機に入れ、10分程度撹拌してから50リッター程の容器に移し、それを袋詰めします。


練粕の撹拌(漬物の梨屋亀ヶ崎工場にて)



わざわざ撹拌するのには理由があります。

地下タンクから上げたばかりの酒粕は、色むらがあります。

撹拌することで、この色むらを無くし、綺麗な色の粕に仕上げるのです。

また、ある程度撹拌してやることで練粕に粘りがでてきて、マイルドな味に仕上がるのです。

酒粕の需要は、寒のこの時期と春の孟宗竹の時期が多くなります。

しばらく、酒粕との格闘が続きそうです。



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