古き良きものを守る☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

７月７日（土）の山形県酒田市は、小雨が降る生憎の天気です。

今日は、「ライトダウンジャパン２０１２」の最終日、出来る限り無駄な電気を使わずに過ごしましょう！

今年の山形県庄内地方の夏の作物は、冬の大雪の影響を受けたことで種まきが遅れたことから、収穫時期が例年よりも２週間程度遅れているそうです。

青果さんを通じて契約栽培をお願いしている山形県庄内地方の在来野菜である「民田茄子」の入荷も、７月２０日近くになりそうです。


山形県庄内地方特産在来野菜「民田茄子」


しかし、この「民田茄子」も生産する農家が年々減少しております。

豊作・不作によって変わっては来るのですが、以前に比べると1シーズンの「民田茄子」の入荷量は減って来ています。

農家の高齢化と後継者不足がその要因です。

また、在来野菜よりも品種改良した野菜の方が生産管理が楽なため、品種改良したものを栽培する傾向にもあります。

さらに、「民田茄子」のように漬物に限定して利用するものではなく、広く購買が見込める枝豆などへの転作もあるようです。

いつぞやの漬物協同組合の集まりでは、「漬物メーカーが野菜の生産を手掛けないといけない時代がすぐそこまで来ている！」とおっしゃった社長さんがいらっしゃいました。

古き良きものを守るということは、本当に大変なことです。



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