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「赤かぶ(温海かぶ)」の漬け込み☆

2011年10月22日 07時46分55秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県酒田市は、朝夕、羽を休める「最上川スワンパーク」と餌場となる庄内平野の田園地帯を行き来する白鳥の声が、毎日響いています。

今週の漬物の梨屋は、ようやく遅れていた秋野菜が入荷して来たことで、漬け込みに忙しい1週間でした。

山形県庄内地方特産在来野菜「温海かぶ」も、2回ほど漬け込みを行いました。

「温海かぶ」の漬け込みは、漬けるための下処理に時間がかかります。

入荷した「温海かぶ」は、まず、1個1個丁寧に臍を取って行きます。

次に、洗浄作業です。

大手漬物メーカーでは、機械を使い洗浄をするのですが、漬物の梨屋では、洗浄もすべて手作業です。


「温海かぶ」の洗浄作業(漬物の梨屋本社工場)



漬物の梨屋では、水を取り替えながら3回洗いをします。

洗い終えた「温海かぶ」は、通し水をして水が切れるまで待ちます。

これでようやく下処理が終了です。

下処理が終わった「温海かぶ」は、砂糖と塩、そして食酢を使い漬け込んでいきます。


コンテナに漬けた「温海かぶ」(漬物の梨屋本社工場)



漬け込み期間は、約3週間です。

漬物の梨屋では、11月10日頃に今年の「赤かぶ(温海かぶ)」の初物の出荷となります。



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