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秋野菜の作柄状況 その1☆

2011年10月19日 07時37分34秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

1回目の「温海かぶ」の漬け込みも終了し、何とか発売の目途がつきました。

10月18日(火)は、隣接市の鶴岡市で、山形県漬物協同組合庄内支部の集まりがあり、出席して参りました。

席上、今年の秋野菜の作柄の話しが出て参りました。

一番の注目は、やはり「温海かぶ」の作柄状況でした。


山形県庄内地方特産の「温海かぶ」



各メーカーの社長さんたちの情報を総合すると、「温海かぶ」の作柄は、例年の7割作程度になるだろうとのことでした。

8月18日の大雨で、種が流されたお話は先日いたしましたが、8月末にまいた種も、一部発育不良がみられ、現在の入荷量は、各メーカーとも例年に比べて少ないとのことでした。

豊作の年であれば、漬物の梨屋でも、10月中旬でかなり漬け込みは進んでいます。


「温海かぶ」の漬け込み(漬物の梨屋本社工場)



10月20日過ぎには、ある程度の「温海かぶ」は出てくるだろうという見方は一致していました。

一部に高値で買い集める動きも出てきており、各メーカーとも警戒感を強めておりました。

「温海かぶ」は、秋冬の山形県庄内地方の漬物メーカーにとっては主力商材なだけに、2年続きの不作情報は、厳しいものがあります。

漬物の梨屋では、お客様にご迷惑をお掛けしないように、数量確保に努めていきたいと思います。



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