デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

毛利コレクションの過去と未来

2024-05-17 08:13:17 | デラシネ日誌
5時前に起きて、いつものルーティンをこなし、パソコンをリックに詰めてしまう。このリックにおさまってくれたのがなんともありがたい。いつものように妻の忘れ物は?の声かけに財布とパスモがあるのを確認して家を出る。バスで杉田に出て、東京まで京浜東北線で東京まで。かなりの人出。いつもはがらがらのやまびこ自由席もそこそこ混んでいた。電車の中で弟の「ロクさん、ぷりぷり。」を読む。同じ時を過ごした追廻のなつかしい情景がなんどもよみがえってくる。これはゆっくりあとで感想を書くことにする。
仙台駅で下車して、構内のレストランで食事。前にも入ったことのある居酒屋ランチだったが、これがはずれ。前は煮魚定食が美味しかったので、それが目当てだったのだが・・・・
石巻に着いて買い物してからホテルにチェックイン。パソコンのセットをしてラ・ストラーダへ。
今日はあまりやることがないので気が楽。
20人近くの皆さんが来場。地味な話題だと思ったが、いつものメンバーの他にも話題につられて来られた方もいるのだろう。
今日の報告者の泉田君が開演間近に到着。今日は岩手県の山田へいっていたという。18時半開演、非常に中身の濃い、博物館が所蔵している毛利コレクションについての報告。自分自身知りたかったことが全部わかっただけでなく、なにより嬉しかったのは、ある意味震災を乗り越え、さまざまな人たちの思いを受け継ぎ残っていまにあるこのコレクションを泉田君はじめ博物館の学芸員の人たちが守って、そして未来につないでいこうというその思いがびしびし感じてきたことだ。最後の阿部一夫さんのコメントを聞いて、涙がでそうになった。ほんとうにいい会になった。

場としての石巻学プラスワンが、確実にできあがってきているという手応えも感じた。ただ報告を聞くだけでなく、参加者のみなさんが場を共有するなかで、またそこから広がっていく、これがやりたかった。
今日また新たに加わったメンバーを交え、いつものように温州菜館へ。いつものように楽しい宴となったが、今日はそれに加えて、さつまいもめん焼きそばといういままで食べていないメニューをめぐって、ママさんがご自分の波乱に満ちた人生の一部を語ってくれた。まさにこれはソウルフードだ。すっかりいい気分になって、相澤さんご夫妻にホテルまで送ってもらう。
さあ明日は北上川をめぐる旅、暑くなりそうだが、歩くぞ。めざすは日高見神社、迷わず行けるか・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遠野郷の9日間 | トップ | 北上川の旅2 日高見神社へ »

コメントを投稿

デラシネ日誌」カテゴリの最新記事

カレンダー

2024年6月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

バックナンバー